鈴木亮平『劇場版TOKYO MER』続編、前作比160%の好スタートに感無量「こんな幸せはない」

俳優の鈴木亮平が1日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』の初日舞台あいさつに、江口洋介、菜々緒、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、賀来賢人、石田ゆり子、松木彩監督、そしてサプライズで参加した「TOKYO MER」チームの中条あやみ、小手伸也、佐野勇斗、フォンチーと共に出席。鈴木は、TOKYO MER、南海MERの面々が顔を揃えたことに「いいですね……」と言葉に詰まりつつ「一緒に戦ってきたメンバーが一同に会して皆さんにごあいさつできるというのは、こんな幸せはないなと噛み締めております」と感無量な表情を浮かべていた。
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本作は、2021年にTBS系・日曜劇場枠で放送された医療ドラマを映画化した『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』の続編。沖縄・鹿児島にまたがる南海の離島地域での有事に対応する新チーム「南海MER」に指導スタッフとして訪れた喜多見幸太(鈴木)が、火山の噴火によって被害にあってしまった人々を救助する姿を描く。
配給の東宝によると、この日の15時現在、前作の数字より動員比160%の好スタートを切ったという本作。そのことを聞いた鈴木は「映画、どうでしたか?」と客席に呼びかけると大きな拍手が巻き起こる。そんな客席を見ていた鈴木は「みんな格好良かったでしょ? 一人一人が格好よくなかったですか?」と再度呼びかけ。
さらに大きな拍手が劇場に響き渡ると、鈴木は「今回はMER史上最大のクライシスに、今日ここに立っているこのメンバー全員が一丸となって挑めたことを本当に誇りに思っています。このメンバーじゃなければ絶対に実現しない映画でした。それもこれもこの『TOKYO MER』というシリーズを愛してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます」と感謝を述べる。
サプライズで駆けつけた TOKYO MER メンバーが、非常に賑やかなトークを展開すると、鈴木は「初日ということで、皆さんに楽しんでいただけるかどうか不安もあったんです。でもこのメンバーたちの顔を見ると不安がどこかに行っちゃいます」と笑顔を見せた。
好発進を決めた『南海ミッション』について、鈴木は「ドラマから4年、前作から2年。これだけ期間が空いたなか、前作以上に劇場に足を運んでいただけていると聞いて、感謝しかありません」と再度観客に思いを伝えると「この作品をやるようになってから、子供たちから手紙をもらう機会が増えました。この作品を観て『医者になりたいです』『看護師になります』という言葉を聞くと、フィクションなのですが、誰かを救うために一生懸命になって人生を賭けることがこんなに格好いいことなんだと伝わっているんだなと実感します」と作品に込められた思いを噛みしめていた。(磯部正和)


