『TOKYO MER』佐野勇斗、鈴木亮平のメンバー愛に感激「休みなのに撮影現場に」

俳優の佐野勇斗が1日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』初日舞台あいさつに、主演を務める鈴木亮平と共に登壇。鈴木の座長としての立ち振る舞いに感銘を受けたことを明かした。舞台あいさつには、江口洋介、菜々緒、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、賀来賢人、石田ゆり子、中条あやみ、小手伸也、フォンチー、松木彩監督も参加した。
本作は、2021年にTBS系・日曜劇場枠で放送された医療ドラマを映画化した『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』の続編。これまでの活躍が認められて、全国の主要都市に新たなMERが誕生するというなか、沖縄・鹿児島の離島地域での有事に対応するため、TOKYO MERの喜多見幸太チーフ(鈴木)と看護師・蔵前夏梅(菜々緒)が指導スタッフとして派遣される。
佐野が演じるのは、TOKYO MER の臨床工学技士・救命士である徳丸元一。壇上で佐野は「天才看護師を演じました」とあいさつすると、鈴木から「台本には“天才”なんて書いてなかったよ」とつっこみが入る。佐野は「僕のなかでは天才なんです」と応戦すると、鈴木はさらに「変な前髪」と茶化してみせた。
そんな佐野と鈴木の息の合った仲のいいやり取りに会場がほっこりするなか、佐野は鈴木の座長としての素晴らしさに触れる。佐野は「僕らは六本木の事故のシーンがクランクインだったのですが、そのとき南海MERチームは撮影が休みだったんです。でも、お休みだったうちの喜多見チーフが現場に来てくれたんです。プライベートで」と明かすと「『たまたま通りかかっただけだから』なんて言っていたのですが、すごく愛を感じました。僕らも頑張ろうって思えたんです」というエピソードを披露。
鈴木は「それはチームだからね」と照れくさそうに語ると、本作では喜多見チーフ抜きで活躍する TOKYO MER のメンバーに「チーフがいなくても現場が回るんだ、こんなにしっかりしているんだって分かって実はちょっと寂しかったんです」と胸の内を明かしていた。(磯部正和)
『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』は全国公開中


