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波瑠&川栄李奈、10月期TBS「フェイクマミー」W主演 “ニセママ契約”からはじまるクライムエンタメ

「フェイクマミー」W主演の波瑠と川栄李奈
「フェイクマミー」W主演の波瑠と川栄李奈 - (C)TBS

 波瑠川栄李奈が、10月期のTBS系・金曜ドラマ枠「フェイクマミー」(毎週金曜よる10時)でダブル主演を務めることが明らかになった。

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 本作は、正反対の人生を歩んできた2人の女性が、子どもの受験のために“母親のなりすまし”という“フェイクマミー(ニセママ)”契約を結ぶ、母親業のアウトソーシングからはじまるファミリークライムエンターテインメント。波瑠が訳あって無職の元バリキャリ・花村薫(はなむら・かおる)役を、川栄が元ヤン社長のシングルマザー・日高茉海恵(ひだか・まみえ)役を演じる。

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 東京大学から大手企業に就職し、エリート街道を歩んでいた薫(波瑠)は、訳あって突発的に会社を辞めてしまい転職に苦戦中。そんな時、ベンチャー企業「RAINBOWLAB」の面接を受けた彼女は、社長の茉海恵(川栄)と出会う。高校を中退している茉海恵は、ヤンキー時代に培った抜群のコミュ力で人望が厚く、広告塔となって自社の商品を大バズりさせたやり手社長で、非公表の娘・いろはをひとりで育てるシングルマザーだ。

 転職活動にくたびれていた薫は、茉海恵から小学校を受験するいろはの家庭教師を高待遇でオファーされ、思わず引き受けてしまう。しかし、いろはが目指す名門私立・柳和学園小学校は、保護者に求めるハードルも高く、仕事と両立することは不可能。さらに入学試験では親子面接も重要視されており、茉海恵は薫の学力と知性を評価して「お受験の日、私の代わりにママとして面接を受けてほしい」と持ちかける。

 薫役の波瑠は、2019年の火曜ドラマ「G線上のあなたと私」以来、6年ぶりのTBSドラマ出演。園村の脚本を「感動や面白さ、スリルもありながらすごく丁寧に家族愛が描かれた、なんて斬新な物語だと思いました。頼もしいキャストのみなさんが集まってくださって本当にわくわくしています」と絶賛する。一方、TBSドラマ初主演となる川栄は、いろはと同年代の子どもを育てる母親として「実生活でも6歳の子どもの母親なので、役に活かせるのではないかなと思っていますし、働くママさんにも是非観ていただきたい作品です!」と意気込む。「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」(NTV・2020)以来、5年ぶりとなる二人の共演にも注目だ。

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 脚本は、脚本家の発掘・育成を目的としたプロジェクト「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の第1回大賞を受賞した園村三。監督は「海のはじまり」(CX・2024)の演出を務め、CM監督としても活躍するジョン・ウンヒが務める。

 波瑠、川栄李奈、スタッフのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

<主演・花村薫役 波瑠>
私が演じる花村薫はお勉強ができて仕事もできる、けどどこか不器用なキャラクターなんじゃないかなと思っています。薫が自身に求める理想やクオリティの高さを、周りの人や環境にも求めてしまうから薫は転職がうまくいかない。自分にも厳しくする分、周りに求めるものも多くなってしまうところが自分にもどこか少し似ているなと思います。
脚本を読んで感動や面白さ、スリルもありながらすごく丁寧に家族愛が描かれた、なんて斬新な物語だと思いました。頼もしいキャストのみなさんが集まってくださって本当にわくわくしています。撮影はこれからなので、すごく楽しみな部分とドキドキしている部分がありますが、茉海恵さんといろはちゃんと“フェイク”だけど本当の家族のように、お2人を支えられる相棒になれるようがんばっていきたいと思うのでぜひ観てください!

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<主演・日高茉海恵役 川栄李奈>
私が演じる日高茉海恵は、元ヤンで勉強が苦手なまま高校を中退しましたが、現在はベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長です。娘・いろはを育てるシングルマザーでもあり、自分の代わりに娘の小学校受験の面接を薫さんにお願いするという役どころです。
脚本を読んで今の時代にすごくぴったりだと感じましたし、家族愛もとても大切に描かれているので演じることが楽しみです。実生活でも6歳の子どもの母親なので、役に活かせるのではないかなと思っていますし、働くママさんにも是非観ていただきたい作品です!
キャストとスタッフのみなさまと絆を深めながら、観てくださる方がどんなふうにこの作品を受け取ってくださるのかを大切にしながら作品を作っていけたらなと思います。ぜひご覧ください!

<脚本・園村三>
他人として出会った大人と子どもが、ニセママと娘という関係を通して、どのような絆を築いていくのか。
その過程には、喜びも悲しみも、怒りも葛藤も、希望もあります。
この物語はわたしが二人の子どもと向き合う生活のなかで生まれ、
かつて子どもだったすべての人たちに寄り添えたらと願って書きました。
二人の“母”のまっすぐな生き方に、少しでも心を重ねていただけたら嬉しいです。
どうか最後まで見届けていただければと思います。

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<プロデュース・韓哲>
「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」というTBSで6年ぶりに行われた脚本家の新人発掘プロジェクトで大賞を受賞した「フェイク・マミー」が伝統の金ドラで連続ドラマとなります。多くの選考員が「いま描くべき作品であり、脚本は独特でユーモアにあふれている」と評価し満場一致で大賞に選ばれました。
その作品の主演を波瑠さん、川栄李奈さんのおふたりに演じてもらえることになり、本当に理想的でなんて贅沢なことだと感じています。全体で読み合わせをしたとき、波瑠さん、川栄さんが脚本でイメージしていた以上に、花村薫・日高茉海恵そのものでした。このふたりなら今まで見たことのなかった“親子の愛”のカタチを見せてくれると確信しています。キャスト・スタッフ一丸となり金曜の夜に、笑えてドキドキして先が読めないオリジナルドラマをお届けします。どうぞご期待ください。

<プロデュース・中西真央>
なにかの代わりになにかを諦めなくてもいい、すべてを完璧にこなせなくても後ろめたく思わなくていい、そんな優しい生き方を提案できるドラマになればと思っています。
知的な空気感をまとい、力強いセリフの節々に愛らしさをにじませてくれる波瑠さん。そして、はつらつとした明るいお芝居の中でも、真摯さと細やかさのあるセリフで人の心をつかむ川栄さん。お二人は、この物語の主役となる二人の女性のデコボコとした関係性を的確に表現しうる、対象的な魅力を持ったお二人だと思いました。お二人に本ドラマのオファーをお引き受けいただけて本当に光栄ですし、掛け合いのお芝居が楽しみでなりません。
脚本・園村さんの斬新なアイデアのもとに、個性豊かで愛らしいキャラクターがたくさん生まれました。金曜の夜にさまざまなトラブルも笑い飛ばせる明るいドラマをお届けします!

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