70歳ジェームズ・キャメロン『アバター5』まで自分で監督したい「私は健康」

ジェームズ・キャメロン監督(70)が、映画『アバター』シリーズを第5弾まで自ら監督することに意欲を示した。本人がEmpireに語った。
第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は12月19日に日米同時公開。第4弾は2029年12月21日、第5弾は2031年12月19日の全米公開が決まっている。
第2弾『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開前の2022年には、第4弾か第5弾では監督を誰かに引き継ぎ、自身は別のプロジェクトに取り組む可能性を示唆していたが、今は自らの手で映画『アバター』シリーズを完結させたいという思いが強いよう。キャメロン監督は「やらない理由なんてないよね。わたしは健康だ。準備はできている」と意欲を見せる。
「その(=監督を誰かに引き継ぐ)可能性は否定しないがね。つまり、あと6、7年、この作品のボリュームとエネルギーをきちんと扱うためには、精力的に制作しなければならないのだから。意味はわかるだろう? わたしはもしかしたら、そうできないかもしれない」と今後、健康問題が生じる可能性を案じつつも、「もしできるなら、するだけだ」と意気込んでいた。
『アバター』シリーズは惑星パンドラで暮らす先住民ナヴィの姿を描いており、第3弾となる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』では初めて邪悪な火の部族が登場するなど新たな展開を見せる。なお、第5弾ではナヴィたちが地球を訪れる可能性もあると、キャメロン監督から聞いたというプロデューサーのジョン・ランドーがio9に明かしたこともある。ランドーは昨年7月、63歳でガンのため亡くなっている。(編集部・市川遥)


