松下洸平、結婚発表後初の公の場!祝福の声にペコリ

俳優の松下洸平が7日、都内で行われた映画『遠い山なみの光』(9月5日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。7月27日に自身のSNSなどで結婚を発表して以来、初めて公の場に現れた松下。退場時に報道陣から「ご結婚おめでとうございます。今お幸せですか?」と声がかかると、ぺこりと頭を下げた。
本作は、2017年にノーベル文学賞を受賞した小説家カズオ・イシグロの長編デビュー作を、映画『ある男』(2022)などの石川慶監督が映画化。戦後長崎から渡英した母・悦子(吉田羊)の半生を作品にしたい作家志望のニキ(カミラ・アイコ)のため、悦子は過去の記憶を語り始める。それは戦後復興期の長崎で出会った女性・佐知子(二階堂ふみ)と彼女の娘と過ごした夏の思い出だったが、ニキは物語に秘められた嘘と真実にたどり着く……。
この日は主演の広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊、三浦友和、石川慶監督も来場し、撮影時のエピソードや、第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映されたときの様子などを語り合った。
松下が演じるのは、1950年代の長崎に生きる悦子(広瀬すず)の夫・二郎。松下は「素晴らしい作品の一部になれたこと、本当に感謝しています。一度観ただけでは読み取り切れない複雑な人間模様を、何度でも映画館でご覧になっていただきたいと思います」と呼びかけた。
また、初めてカンヌ映画祭に参加した松下は「すごかったですよ。エンドロールがはじまった瞬間、スタンディングオベーションでいろんな方が立って拍手をしてくださった時に感極まりまして、泣く一歩手前でパッと皆さんを見たら、皆さんすっと凛々しいお顔で拍手を受けてらっしゃったので、僕1人が泣いてる場合ではないなと思ってぐっと堪えました」と振り返り、「貴重な経験をさせていただきました」と充実した表情をのぞかせた。(錦怜那)


