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松島聡、マルフォイ役トム・フェルトンに救われていた「芸能を辞めなくてよかった」

魔法界で人気の飲み物バタービールで乾杯! - 泡のヒゲをつけたトム・フェルトン&松島聡
魔法界で人気の飲み物バタービールで乾杯! - 泡のヒゲをつけたトム・フェルトン&松島聡

 東京・原宿表参道沿いの「ハリー・ポッター ショップ 原宿」のオープンを前日に控えた13日、同所で行われたオープン記念イベントにドラコ・マルフォイ役の俳優トム・フェルトンと、「ハリー・ポッター」ファンとして知られるtimelesz松島聡が出席した。松島はトムから9年前にもらった言葉を今でも支えにしているといい、熱い感謝の手紙をトムの前で読み上げた。手紙の全文は以下の通り。

【画像】トム・フェルトンにハグされ歓喜する松島聡

 「トムさんへ。約9年ぶりにお会いできたことを、心からうれしく、そして光栄に思います。『ハリー・ポッター』を通して、マルフォイの人間らしい弱さや葛藤、生き方から多くのことを教えていただきました。そして、それを見事に演じ切るトムさんの姿にも、強く心を打たれました。今もなお、誰よりもマルフォイを愛し、マルフォイとして生き続けるトムさんを見て、俳優という仕事の素晴らしさをあらためて感じました」

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 「9年前、『オーラがあるからこの先もやっていける。俳優になりたいと思い続ければ、必ずなれるよ』と力強く言ってくれました。その言葉は、迷いの中にいた自分にとって、まさに光でした。以来、ありがたいことに俳優としての日々を積み重ねております。あの日、頂いた温かいメッセージは今でも自分を支えてくれる大切な魔法です」

 「そして、忘れられないのは、東日本大震災の際、義援金を寄付し、日本が困難に直面するたびにそっと手を差し伸べてくださったことです。僕が芸能の道を歩み始めたのは、2011年3月、震災直後でした。その時のトムさんの優しさと行動力に、心の底から感動したのを今でも覚えています。トムさんはスクリーンの中だけでなく、現実でも、人々を勇気づけ、夢を与えてくれる存在です。今回こうして日本に来て下さり、惜しみないサービス精神と笑顔を見せてくれたことも本当にうれしかったです。これからも、ずっとずっとトムさんとマルフォイのファンで居続けます。本日は本当に貴重な時間をありがとうございました」

 松島の心がこもった手紙に、トムは「感動しました」と感無量の面持ち。「わたしの日本への愛が、年を経るごとに育っていっているのを実感しているところです。友人であるあなたから、このキャラクター、そして僕が演じたことがどんな意味があったのかをうかがえて、感動しています」と喜んだ。

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 サプライズでトムから「聡へ。スリザリンへようこそ」とサインが入った額入りのマルフォイTシャツ&スリザリングッズセットをプレゼントされた松島は、腰を抜かして大喜び。「リビングのセンターに飾ります!」と語り、「さっきのお手紙には書ききれなかったんですけど、僕自身、芸能から離れたことがあって、その時、トムさんがマルフォイという役で悩まれていたことがたくさんあったという話を聞き、規模は違うんですけど、共感していました。でも緊急来日という形でプライベートでも日本に来てくださったりとか、活動を止めなかったトムさんの姿勢など、一つ一つの行動力に僕は励まされていたんです。あらためて芸能を辞めなくてよかったなという風に思いました」と笑顔を見せた。

 「通訳の必要がないくらい伝わってきました」と松島の熱い思いに応えたトムは、「一つだけお願いがあります。昔、僕が渡した愛を忘れないでください。そして、次の人にその愛をぜひ渡してください」と松島に伝えていた。また、9年で成長を遂げた松島を、トムが「聡が達成してきたことを誇りに思います。彼は愛、ポジティブさ、エンタメで、世界を照らしている。そんな僕の友人のことをとても誇りに思っています」とたたえる一幕もあった。

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 なお、この日の松島のファッションは夏のスリザリン仕様。「僕はスリザリンを推しているので、普段の私服のテイストに、スリザリンの要素をたくさん詰め込んでみました。この(胸元の)バッジは自前なんです」と明かす。「ハリー・ポッター ショップ 原宿」で気になるアイテムは「スリザリンの物全て」というトムは、「だからこそ、聡のファッションをありがたく思っています。僕もその恰好でくればよかった!」と語り、最後はバタービールで乾杯し、泡のヒゲをつけて笑い合っていた。(編集部・市川遥)

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