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劇場版『オリバーな犬』主題歌はEGO-WRAPPIN'の書き下ろし!深津絵里ら場面写真10点公開

池松壮亮、深津絵里、オダギリジョー
池松壮亮、深津絵里、オダギリジョー - (C)2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会

 オダギリジョーが脚本・監督・編集・出演を務める映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の主題歌がEGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)の書き下ろし楽曲「phosphorus」に決定し、併せて10点の場面写真が公開された。

【画像】激変のキャストも!場面写真10点

 本作は、2021年、2022年にNHK総合で放送されたオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」の映画版。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさん(オダギリ)に見えてしまう(一平以外の人間には優秀な警察犬に見えている)という奇抜な設定、シュールな作風や豪華キャストが話題呼んだ。

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 映画版の主題歌を手掛けるEGO-WRAPPIN'は、テレビドラマでもオープニング楽曲に「サイコアナルシス」と主題歌に「The Hunter」が起用。今回の主題歌「phosphorus」は、ゆったりとしたスローテンポに妖艶な歌声と、控えめながら存在感を放つ楽器のサウンドに聴き惚れる一曲。オダギリは本作の音楽も担当した森雅樹に「同い年の森さんとは何となく感覚が似ているのか、余計な説明や話し合いをしないでも、必ずカッコいいオリバーな劇伴(音楽)を作ってくれます」と絶大な信頼を寄せていることを明かした上で、「この映画が持つ、『ダークで荒廃的な』雰囲気を纏いながらも、そこに立つ人間の『宿命』や『希望の光』を感じさせる尊い楽曲だと感じています」と楽曲にコメントを寄せている。

 公開された場面写真には、カリスマハンドラー・羽衣弥生(深津絵里)のある言動に驚きと怪訝な表情を浮かべる一平(池松壮亮)と相棒の警察犬オリバー(オダギリジョー)や、一平とオリバーの動きがシンクロした姿も。一平の上司で隙あらば前髪を切っているため極端に前髪が短い漆原冴子(麻生久美子)や、昔は刑事だったが現在はフリーランスの記者である溝口健一(永瀬正敏)、さらにはスーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)ら、ドラマ版から続投する面々。

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 さらに、深津のほか映画から参戦となった新メンバーも。背中合わせで腕組みをしているキメキメな・テンちゃん(吉岡里帆)と漆原の父・富章(鹿賀丈史)の姪&叔父コンビや、憂いを帯びた表情のトトちゃん(森川葵)、驚愕の表情を浮かべる不思議なおじさん(高嶋政宏※高=はしごだか)らも見られる。

 オダギリ監督、森雅樹(EGO-WRAPPIN')のコメント全文は下記の通り。(石川友里恵)

オダギリジョー監督

 同い年の森さんとは何となく感覚が似ているのか、余計な説明や話し合いをしないでも、必ずカッコいいオリバーな劇伴(音楽)を作ってくれます。

 今回の主題歌となった『phosphorus』は元素記号『P』で表される『リン』のことですが、その語源はギリシャ語で『光を運ぶもの』なんだそうです。

 この映画が持つ、『ダークで荒廃的な』雰囲気を纏いながらも、そこに立つ人間の『宿命』や『希望の光』を感じさせる尊い楽曲だと感じています。

 救いを求めるようなボーカルは、しかし同時に、強く抗う意志を感じさせ、地底に埋め込まれたギターノイズが美しく世界を支えています。

 本編の最後、エンドロールが流れ始めた時、改めてこの曲と共に様々なシーンが頭を駆け巡り、貴方の中にこの映画は完成するのだろうと思っています。

 音の良い劇場で、是非、体感してください。

森雅樹(EGO-WRAPPIN')

 今回もオダギリさんの大きな器と、広い心、そして耳でもって導いて頂いた今作の音世界も魅力満載! 名曲も誕生!! 更なる阿吽の呼吸で、少しでも監督のこだわりに寄り添えて、幸せでした!!

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