「ゴジュウジャー」関智一出演で禁断の「Gガンダム」回 ドモン風衣装で「俺のこの手が…!」未遂&頭部破壊ネタ

人気声優の関智一が、17日放送の特撮ドラマ「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時30分~)の第26話「秘密に密着!遠野吠は新入社員」にゲスト出演。自身の代表作であるアニメ「機動武闘伝Gガンダム」(1994~1995)を彷彿させる衣装やセリフが登場し、話題になっている。
【画像】今年30周年!「機動武闘伝Gガンダム」主人公ドモン・カッシュ
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、スーパー戦隊の中で最高最強の“ナンバーワン”を目指す、動物や恐竜といった獣(けもの)をモチーフにした5人の新ヒーローが活躍する物語。第26話では、主人公・遠野吠/ゴジュウウルフ(冬野心央)が、東映株式会社に正社員として就職するところから幕を開けた。
関が演じたのは、吠の上司となる東映プロデューサー・関本カズ。衣装は「Gガンダム」で関が担当した主人公ドモン・カッシュそっくりな配色で、両手にはグローブをはめている。関本は、ゴジュウジャーに密着するドキュメンタリーでナンバーワンを目指しており、「とんでもない番組になるぞ。俺のこの手が…! いや、俺のこの目がそういっている」と「Gガンダム」でドモンが必殺技を繰り出す際のセリフ「俺のこの手が…」を連想させる言葉で吠に伝えた。
さらに関は、敵組織ブライダンの上級戦闘員ハッテサ・ブロウ(東映の共同ペンネーム・八手三郎が由来とみられる)の声も担当。東映を破壊するべく、関本にも襲いかかった。劇中では、ワイルドゴジュウウルフの必殺技「フィニッシュフィンガー」を頭部にお見舞いされ、「やめてくれ……頭部を破壊されたら」と懇願する。これは、「Gガンダム」で描かれるガンダムファイトのルール「第一条 頭部を破壊された者は失格となる」のオマージュで、フィニッシュフィンガーの描写は、ドモンが乗るゴッドガンダムの必殺技「爆熱ゴッドフィンガー」にそっくりだった。
東映公式サイトに掲載されている「ゴジュウジャーナル」(プロデューサーによる撮影裏話)によると、関本カズの衣装やセリフは、同話を手がけた谷本健晋監督が好きな“某アニメ”のキャラクターをオマージュをしているという。SNSのトレンドランキングには、まさかの「ドモン・カッシュ」「ゴッドフィンガー」がランクインし、「ほぼGガン」「サンライズに怒られろ(笑)」といった声が寄せられている。
ちなみに、関は現在開催中の展覧会「全スーパー戦隊展」(東京ドームシティ プリズムホールにて8月27日まで開催中)の応援隊長を務めており、閉場後に行われる東映特撮ファンクラブ(TTFC)会員限定のナイトイベント「『全スーパー戦隊展』情熱のシークレットナイト“『全スーパー戦隊展』応援隊長VSスーパー戦隊親善大使”~夏夜に渦巻く愛と夢~」が好評を得ている。(編集部・倉本拓弥)


