「19番目のカルテ」ファーストサマーウイカに「カッコよすぎ」の声 徳重(松本潤)の名言にも反響【ネタバレあり】

松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第5話が17日に放送され、ファーストサマーウイカが演じる心臓血管外科医・茶屋坂心のクセ強キャラに、X(旧Twitter)では視聴者から「茶屋坂先生かっこいい!」などの声が寄せられた。(ネタバレ注意。以下、第5話の内容を含みます)
【画像】美しすぎと話題「19番目のカルテ」のファーストサマーウイカ
「19番目のカルテ」は、医療における19番目の新領域「総合診療科」をテーマに描くヒューマン医療エンターテインメント。魚虎(うおとら)総合病院の総合診療医・徳重晃(松本)が、「問診」を通して、患者の心や生活背景などから「最善」を見つけ出し、生き方そのものにも手を差し伸べていく。原作は富士屋カツヒトの連載漫画。脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文が手掛ける。
卓越したオペ技術と華麗な経歴を誇る茶屋坂は、“ハートのクイーン”の異名をとるスター医師。手術中に予想外の出来事が起きた際も、複数の道から最適解を選ぶ能力がずば抜けており、彼女のおかげで、心臓血管外科は患者の予約でいっぱいだ。
一方で、大動脈解離と診断されても帰りたがる急患に「別に帰ってもいいですよ。ただ……この感じだと八割がた死にますけど」と笑顔で言い放つなど、院内でも一、二を争うクセの強い性格。だが、手術となると厳しい姿勢で治療に挑む姿に、Xでは「茶屋坂センセかっこよー」「序盤から茶屋坂先生がカッコよすぎる」などの声があがる。
茶屋坂の素顔はベールに包まれており、プライベートについては誰も何も知らない。また、興味をもった人間にはぐいぐい絡んでいき、相手を困惑させることも。第5話では、そんな茶屋坂が、病院内における雰囲気の変化の中心にいる徳重が、かつて救急科にいたことを知り、興味と追求を向けていく。
しかし、いざ対峙した茶屋坂は、救急にいた過去をあっさりと話す徳重に少し困惑。それでも、徳重の寄り添いは“テクニック”であり、患者と向き合う“まがいものの優しさ”だと指摘するが、徳重は「正解です!」と感心して握手を求める始末。つかみどころのない徳重とのやりとりに「徳重先生、食えない男だな~」「バチバチに火花散ってる」「徳重先生と茶屋坂先生のやりとり息を呑んだわ いい、、とても魅入った、、」などの声があがった。
そんななか、病院に茶屋坂の母・愛(朝加真由美)が重篤な状態で救急搬送されてくる。大動脈解離の診断に、「倫理的に許されない」と言われながらも手術を担当する茶屋坂。厳格な母親の茶道の教えを思い出しながら執刀を終えると、座り込んで笑みを浮かべる姿に、Xでは「こ、こわい…茶屋坂先生」「怖い…メンタル大丈夫なん?」などの声が。さらに、手術は成功したが、母親は当面の自立生活が困難な状態となる。キャリアを手放して介護を引き受けるのか、施設を利用するのか。二人きりの家族である茶屋坂は選択を迫られ、心身に隠しきれない異変が出始める。
その後、徳重の問診を受けた茶屋坂が、あまりに厳しかった母の望まない方向に進んだ自分と、それでも母を嫌いになりきれず、心を痛める自分の“優しさ”に向き合う姿が描かれ、思いを吐露する姿に「泣いちゃうよ」「心に溜まっていたものを吐き出せて良かった」などの声が。また終盤には、選択を終えた茶屋坂の「人の心はどこにあると思う?」という問いに、医学的に心という臓器はないと返した徳重の「それでも人は響き合う」「あなたと私、その間に、心は生まれると、僕は思っています」という答えに「いい答えだ…」「素敵なことば!」「徳重先生って名言製造機だな」などの声があがった。(編集部・入倉功一)


