菅野美穂、誕生日サプライズに絶叫 “生首ケーキ”から赤い女 逃走後に笑顔のハイタッチ

俳優の菅野美穂が20日、都内で行われた映画『近畿地方のある場所について』の大ヒット御礼舞台あいさつに、ダブル主演を務めた赤楚衛二と登壇。ルール破りの言動でイベントを盛り上げた。
『サユリ』などの白石晃士が監督を務める本作は、作家・背筋の小説を実写化したミステリー。幼女失踪や学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象を調査していたオカルト雑誌の編集長が行方不明になる。彼を捜す編集者・小沢(赤楚)と記者・千紘(菅野)は、それらの事件や現象がすべて近畿地方のある場所につながっていることを知る…。
昨日までで興行収入10億円、観客動員数73.8万人を突破しており、菅野は「うれしいですね。試写の時はハガキ(マスコミ・関係者に送付する試写状)が全く減らなくて大丈夫かなぁと思ったんですけど、怖さを楽しんでいただけることが伝わっていったのかなと思います」と安どの表情。本作は韓国でも公開されており、「2025年公開の日本実写映画ナンバー1」と伝えられた赤楚は「カムサハムニダー!」と大喜び。菅野は「アジアの他の国でも公開していくそうなので、呪いが末広がりに広がっていくといいな」と期待を込めた。
8月22日に48歳の誕生日を迎える菅野のためにサプライズも用意されており、生首付きのケーキが運ばれてくると、菅野は「ありがとうございます。生首ケーキとはなんてユニークな。この映画にふさわしい」とにっこり。続いて記念撮影をするという名目で二人がケーキに顔を近づけると、ケーキが置かれた台の中から劇中に登場する“赤い女”が両手をあげた状態で登場。菅野が「うわーっ!」と顔をゆがめて絶叫し、ダッシュで逃走すると、赤楚も「ビックリした。こらっ!俺がビビっちゃった」と赤い女をしかって照れ笑いを浮かべた。
その後、立ち位置に戻った菅野は赤い女に「ありがとー!」とお礼を述べてハイタッチ。さらに、MCから「“封印”と言ったら封印できます」と、フォトセッションのために赤い女を台の中に戻ってもらうよう言われた菅野は「出てくるっていうのはないんですか?」と質問。菅野は本作PRのために出演したバラエティ番組で“ルール破り”をしてきたようで、赤楚は「またルールを破ろうと……」と相変わらずの想定外の言動に笑いを堪えきれずにいた。(錦怜那)


