「ばけばけ」シャーロット・ケイト・フォックスが3度目の朝ドラ出演 ヒロイン夫の同僚役で5年ぶり来日

俳優のシャーロット・ケイト・フォックスが、高石あかり(高=はしごだか)が主演を務める2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(9月29日スタート、NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)に出演することが明らかになった。主演を務めた2014年度後期放送の「マッサン」、2016年度後期放送の「べっぴんさん」に続く3度目の出演となったシャーロットは、トミー・バストウ演じるレフカダ・ヘブンが勤務する新聞社の同僚役を務める。
連続テレビ小説113作目の本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツをモデルとしたオリジナル作品。外国人の夫と共に怪談を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語をフィクションとして描く。
シャーロットが演じるのは、アメリカで活躍する女性記者イライザ・ベルズランド。ヒロイン・松野トキ(高石)の夫・ヘブンの米国での勤め先である新聞社の同僚で、聡明かつ世界を飛び回る行動力を兼ね備えた“パーフェクトウーマン”。ヘブンに日本行きを勧める。
3度目の朝ドラ出演となるシャーロットは「また朝ドラに出演できて大変うれしいです。久しぶりにBK(NHK大阪)に来ましたが、エレベーターに乗るだけでも懐かしく、いろいろな思い出がよみがえってきました」と過去の出演当時を懐かしみながらコメント。「今回演じるイライザは、自立した、強くて知的な女性です。きっとチャレンジをすること、冒険することが好きな人なのだと思います。これまであまり演じることがなかった役なので、このようなチャンスをいただき、とてもわくわくしています。トミー・バストウさんが演じるレフカダ・ヘブンとの関係性も、とてもすてきです。この二人が、今後どうなっていくかも楽しみにしていてください。毎朝、みなさんが笑顔になれるよう、精いっぱい演じていきたいと思います」と意気込んだ。
制作統括の橋爪國臣は「『マッサン』の時に関わったスタッフもたくさんいて、『おかえり!』とむかえました。イライザは、ヘブンの憧れの同僚記者で、アメリカ時代のシーンもあります。トミーさんとシャーロットさんの二人がそろってセットに入ると、そこはまるでハリウッド!? とてもワクワクします」と撮影現場の様子を告白。「トキにも大きな影響を与える重要な役で、信頼できる方にお願いしたいと思い、5年ぶりに来日してもらいました。朝ドラのヒロインの先輩として、外国人俳優の先輩として、高石さんやトミーさんに現場の外でも力になってくれていると思います。とても頼もしい方がチームに加わり心強いです」と期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)


