中島歩&草川拓弥、連ドラダブル主演!“ベビわる”阪元裕吾監督「俺たちバッドバーバーズ」でバディ結成

中島歩と草川拓弥が、映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾監督・脚本による、2026年1月クール放送のテレビ東京・ドラマ25「俺たちバッドバーバーズ」(毎週金曜深夜24時42分~)にダブル主演することが明らかになった。
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本作は、貯金も居場所もない元美容師と、冷徹な理容室店主のコンビが織り成す、新感覚の“理容師アクションコメディー”。昨年放送された「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」以来、阪元監督とテレビ東京が2度目のタッグを組むオリジナル連続ドラマとなる。
本作の舞台は、田舎町にひっそりと佇む、レトロな雰囲気の「月白理容室」。一見、普通の理容室だが、店主の月白司(つきしろつかさ)の仕事は、300万で依頼人のトラブルを力で解決し、乱れた人生を整え、髪を切る裏用師(リヨウシ)。そんな月白理容室に、元美容師の日暮歩(ひぐれあゆむ)が住み込みで働くことになり、二人は絶えずケンカをしながらも共同生活を送り、様々な依頼を引き受けていく。
中島が演じるのは歩は、情けなく無力だが、情にはあつい元・美容師。色々あって東京に居場所がなく、貯金もなし。ひょんなことから月白理容室に住み込みで働くことになり、“裏用師”の世界に巻き込まれていく。
中島は、本作が連続ドラマ初主演作となり「遂にこの時が来たと思いました」とコメント。「初めてのテレビドラマ出演もテレ東の深夜でした。いつかここで主演を、と夢見るのは自然なことで、それが最高の形で叶って本当に僕は幸せ者です」と歓喜し、「決して楽な撮影ではありませんが、どこよりも自由で創造的な撮影ができるよう頑張ります」と意気込む。
そして、クールで冷徹な店主・司を演じるのは、「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」以来、阪元監督作品に2回目の出演となる草川。今回も本格的なアクションに挑戦しており「タイトなスケジュールの中、芝居部分とアクションもやらせていただくので体調管理に気をつけよう! が目標ですね」と語っている。
阪元監督は「撮影初日から台風の中アクションを撮ったかと思えば次の日は36度の酷暑。自然や色々な障壁が僕たちを襲いますが、ジャンルムービーを愛するものとして最後までチームで走り抜きたいと思います!」と気合のコメント。
ドラマの見どころのひとつであるバトルシーンを担うのは、のん主演「幸せカナコの殺し屋生活」(DMM TV)でアクションコレオグラファーとして活躍をみせたRio。本作で初めて連続ドラマのアクション監督を務める。中島歩、草川拓弥、阪元裕吾監督、加瀬未奈プロデューサーのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
中島歩(日暮歩/ひぐれあゆむ役)
Q)本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想をお聞かせください。
遂にこの時が来たと思いました。新宿武蔵野館界隈の映画人に優しく手を差し伸べてくれるテレ東の深夜枠。初めてのテレビドラマ出演もテレ東の深夜でした。いつかここで主演を、と夢見るのは自然なことで、それが最高の形で叶って本当に僕は幸せ者です。台本は子どもの頃に読みまくった漫画のように、熱く、自由な遊び心に満ちたものでした。それを生身の人間が、しかも四十の背中が見えてきたおっさんが演じることに不安もありました。しかしフタを開ければ最高に楽しく、子どもの頃新しい遊びを発明した時みたいな高揚感に満ちた撮影の日々です。
Q)演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
日暮は、言いたいことも言えないこんな世の中には珍しい、思ったことが全部行動と言葉になっちまう単純で気持ちのいい男です。日暮を演じながらどんどん解放されていく自分がいます。ご覧になる方にも解放感を与えられたらいいなと思いますが、まあどう思うかは自由です。
Q)今後の撮影への意気込みをお願いします。
現在撮影は中盤に差し掛かったところですが、身体がボロボロです。思ってたより早くボロボロです。けれど日に日に愛着が増す素晴らしい撮影チームで、みんなに喜んでもらうために踏ん張っています。決して楽な撮影ではありませんが、どこよりも自由で創造的な撮影ができるよう頑張ります。
Q)視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いします。
これほど自由奔放で遊び心に満ちたドラマを僕は知りません。そのなんて言うか波動?みたいのが皆さんにブワーッて伝わってイェーイみたいになると思うので絶対観てくれよな!
草川拓弥(月白司/つきしろつかさ役)
Q)本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想をお聞かせください。
とても嬉しかったです。阪元監督とは「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」でご一緒させていただきました。今回の作品も阪元ワールドが炸裂していて喜怒哀楽、様々な感情がふりきっております。読破した時の高揚感は凄まじかったです。
Q)演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
かなり深いキャラクターだなと思います。人と触れ合うのが苦手で、変なこだわりが強く、癖も強ければ戦闘も強い。めちゃくちゃだけど面白いです月白さん! また中島さん演じる日暮との凸凹コンビもお楽しみに!
Q)今後の撮影への意気込みをお願いします。
タイトなスケジュールの中、芝居部分とアクションもやらせていただくので体調管理に気をつけよう!が目標ですね。
Q)視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いします。
「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」で演じた夏目敬に引けを取らない新たな世界観をお楽しみに。
脚本・監督 阪元裕吾
中島歩さんと草川拓弥さんでバディものを撮りませんか、と「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」の加瀬プロデューサーから言われ、そんな魅力的な話はないと即座にオノ・マサユキに連絡。長い付き合いになりますが、初めて本格的にふたりで脚本を書きました。
中島さん演じる日暮歩、草川さん演じる月白司、まさに太陽と月のような存在の2人が繰り出すドタバタコメディーと社会正義を貫く物語は、きっと皆さんの心に届くはずだと確信しております!
撮影初日から台風の中アクションを撮ったかと思えば次の日は36度の酷暑。自然や色々な障壁が僕たちを襲いますが、ジャンルムービーを愛するものとして最後までチームで走り抜きたいと思います! 応援の程よろしくお願いします!
プロデューサー 加瀬未奈(テレビ東京ドラマビジネス部)
中島歩さんが演じる“情けなかっこいいアラフォー”の姿は、大人たちを笑いの世界へどっぷり引きずり込む唯一無二の存在です。そして草川拓弥さんの、スマートで洗練された立ち居振る舞いの奥に潜む狂気には、幾度となく笑わされてきました。
「そんな2人の喜劇が見てみたい!」ーそう阪元監督へお話ししたことが、この企画の始まりでした。
阪元監督の描く、不器用でバカバカしくて、それでいてまっすぐで愛おしいキャラクターと世界観。そこに、清々しいほど遊び心に振り切ったキャスト・スタッフが全力で乗っかり、“俺たち私たちなりのバッドバーバーズ”を作り上げています。
毎週金曜が楽しみになるような、悩み事や辛いことを全部忘れて日常にほんの少し彩りを添えられるような、そんな作品にしたいと思っています。大変な撮影を今まさに駆け抜けてくださっている制作チームへの感謝を胸に、この作品をしっかり視聴者のみなさまへと届けます!
「テレ東がまた変なことやってるぞ!」と笑って、日暮と月白の2人を温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。


