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子供たちが集団失踪…ホラー『ウェポンズ』が1位返り咲き!『ジョーズ』再上映は新作を抑え2位デビュー

全米ボックスオフィス考

話題のホラー映画が4週目も好調 - 映画『ウェポンズ(原題)』ポスター
話題のホラー映画が4週目も好調 - 映画『ウェポンズ(原題)』ポスター - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 先週末(8月29日~8月31日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、『バーバリアン』のザック・クレッガー監督によるホラー映画『ウェポンズ(原題) / Weapons』が興行収入1,047万1,712ドル(約16億円)を上げ、公開4週目にして首位に返り咲いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

【画像】ミステリアスな美しさ…『ウェポンズ(原題)』主演のジュリア・ガーナー

 同作は、ある教師(『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のジュリア・ガーナー)が担当するクラスの18人中17人が、同じ夜、同じ時間にベッドから抜け出し、突如として失踪したことから始まるホラー。批評家及び観客からの高評価が話題を呼び、ここまで全米ボックスオフィスランキングを1位→1位→2位→1位と推移している。前回、同作を抑えて1位となったのは、2日限定で公開されたNetflixのアニメーション映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』のシングアロング版だった。

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 『ウェポンズ(原題)』の累計興収は1億3,528万2,388ドル(約203億円)、世界興収は2億3,678万2,388ドル(約355億円)に達しており、製作費が3,800万ドル(約57億円)であることを考えると大成功といえる。

 2位には、公開50周年記念で再上映されたスティーヴン・スピルバーグ監督作『JAWS/ジョーズ』が3本の新作を抑えてランクインを果たした。興収は823万7,195ドル(約12億4,000万円)だった。

 大人向けの新作3作はいずれも苦戦を強いられた。ダーレン・アロノフスキー監督のクライムスリラー『コート・スティーリング(原題) / Caught Stealing』は興収785万ドル(約11億8,000万円)で3位、ベネディクト・カンバーバッチオリヴィア・コールマン共演で『ローズ家の戦争』をリメイクした『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』は興収626万5,264ドル(約9億4,000万円)で5位、伝説的カルト映画『悪魔の毒々モンスター』をリブートした『ザ・トキシック・アベンジャー(原題) / The Toxic Avenger』は興収173万4,359ドル(約2億6,000万円)で10位デビューだった。(編集部・市川遥)

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8月29日~8月31日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(2)『ウェポンズ(原題) / Weapons』
2(初・再上映)『JAWS/ジョーズ』
3(初)『コート・スティーリング(原題) / Caught Stealing』
4(3)『シャッフル・フライデー
5(初)『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』
6(4)『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』
7(5)『ザ・バッド・ガイズ2(原題) / The Bad Guys 2』
8(7)『スーパーマン
9(6)『Mr.ノーバディ2
10(初)『ザ・トキシック・アベンジャー(原題) / The Toxic Avenger』

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