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井桁弘恵、三角不倫を描くドロドロ愛憎劇で“地獄の先”へ 日テレ系連ドラ初主演

「そこから先は地獄」で主演を務める井桁弘恵
「そこから先は地獄」で主演を務める井桁弘恵 - (C)日本テレビ

 俳優の井桁弘恵が、10月7日から放送される、日本テレビ系・火曜プラチナイト枠 ドラマDEEP「そこから先は地獄」(毎週火曜24:24~24:54)で主演を務めることが発表された。日本テレビ系連続ドラマ初主演となる井桁が、モラハラ、妻からのDVなど、現代的な家庭問題を題材にした、ドロドロの愛憎劇に巻き込まれていく主人公を演じる。

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 本作は、三組の夫婦による“三角不倫”を描く不倫ドラマ。愛と欲望、共依存と裏切りが絡み合い、地獄のような関係性へと堕ちていく登場人物たちを描く。脚本は、映画『紙の月』(2014)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019)などの早船歌江子が担当する。

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 井桁が演じる主人公・矢嶌莉沙は、生命保険会社に勤める29歳の会社員。大手不動産会社勤務の夫と結婚して3年、都内のマンションで2人暮らし。お互い仕事も順調で生活は安定している。30代を目前に妊活を開始するが成果はなく、夫との関係は義務的な妊活でギクシャクし、少し不安を感じている。

 純粋で真面目な優等生タイプで、「私が不倫なんてするはずがない」そう思っていた彼女が出会ったのは、妻からの暴力に苦しむ美しい男性・城内涼。「彼を救いたい」そんなお節介な気持ちが、いつしか愛情へと変わり、地獄のような不倫関係へと堕ちていく。

 タイトルからもハードな内容が予想されるが、井桁は「自分にできるのかなという不安はありますけれど、そこを超えた先に、“その地獄の先”に何があるのか興味が湧いて、ぜひ挑戦したいなと思いました」と告白。「ここまで翻弄されていく役は経験がないので、準備はしすぎずに、そのまま飛び込んで、どこにでも柔軟に対応できるような心構えを準備しています。ブレーキをかけずに、どんどんやれたら、そう思っています」と気合を入れる。

 また、脚本の早船は「仏教の倫理観に照らせば、このドラマの登場人物はほぼ全員地獄行きではないでしょうか」とコメント。原案の段階で「いったいこの救いようのない人たちをどう理解すればいいのだろう」と途方にくれたといい、「それから数ヶ月が経った今、劇中の彼らはまさに地獄にいます。私はそれを気の毒に思って途方にくれています」と語っている。キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

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ドラマDEEP「そこから先は地獄」は日本テレビ系・火曜プラチナイト10月7日放送開始(毎週火曜 24時24分~24時54分放送)/配信:TVer・Hulu毎話放送後配信開始

主演:井桁弘恵

・この作品のオファーを受けた時の気持ちは?

主演を務めます井桁弘恵です。
今まで、明るい作品、ポジティブな作品、様々な作品をやらせていただきました。
でも、今回の台本を読んでいて、ずっと胸騒ぎがしています……。
この作品に携わって、自分の心身がどんな影響を受けるのか?
私生活も雰囲気が変わっちゃうのかな? というくらいの衝撃を受けました。
「そこから先は地獄」というタイトルを聞いただけで内容もハードなんだろうな、きっとそれを演じる私もハードになるんだろうなと。
自分にできるのかなという不安はありますけれど、そこを超えた先に、“その地獄の先”に何があるのか興味が湧いて、ぜひ挑戦したいなと思いました。

・役への思い、役の見どころ

私はまだ未婚ですけれど、結婚する人はみんな、「自分は不倫するはずはない」と思ってるのではないでしょうか?
物語の冒頭、莉沙はその一般的な感覚、結婚した人の感覚に近いと思います。
理性を保って、夫婦とはこうあるべきだ、私はこうあるべきだ、こうなりたい、こうありたいという、真面目な女性が、いろいろな出会いや、状況の変化を通して、自分の守っていたものが少しずつ壊れていく。
「そう思っていた自分」と、「そうじゃない方向に心が進んでしまう自分」と、自分自身にも悩んでいる莉沙の姿が台本を読んで感じられました。

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愛や恋は、自分の理性じゃどうにもならない部分もたくさんある。
共感されてしまっていいのかわからないですけれど、共感してしまうような、つい「わかる!」って思ってしまうような、そんなキャラクターです。
ここまで翻弄されていく役は経験がないので、準備はしすぎずに、そのまま飛び込んで、どこにでも柔軟に対応できるような心構えを準備しています。
ブレーキをかけずに、どんどんやれたら、そう思っています。

・このドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

この作品は、モラハラ、不妊、妻からのDVなど、ハードな要素が詰まっています。
見てる方が刺激を受けながら、夫婦関係や人間関係、何かを考えるきっかけになる作品になればと思います。ぜひ火曜日の深夜、刺激をもらいに来てください!

脚本:早船歌江子

仏教では、人が現世で行う五つの悪行の一つに「邪淫(=不倫)」をあげているそうです。「殺し」、「盗み」に続く悪行である「不倫」の罪を犯すと、人は地獄に落とされ、場合によっては八千年のあいだ猛烈な痛みを伴う罰を繰り返し受け続けるのだとか。
不倫はそれほどに、罪深いもののようです。
仏教の倫理観に照らせば、このドラマの登場人物はほぼ全員地獄行きではないでしょうか。
最初に原案を読ませていただいた時、正直私は途方にくれました。いったいこの救いようのない人たちをどう理解すればいいのだろう、と。
それから数ヶ月が経った今、劇中の彼らはまさに地獄にいます。私はそれを気の毒に思って途方にくれています。
唯一の慰めは、仏教において地獄は有限の世界とされていることです。永遠に懲罰を受ける場所とはしていません。
八千年は永遠ではないのです。
彼らがいつか許されて、地獄から戻って来られるよう望みます。

日本テレビコンテンツ制作局プロデューサー:菅原伸太郎

バッサリとショートカットにし、大人の女性へと変貌した井桁さんの姿をInstagramで見た瞬間、「主演は井桁さんしかいない」と確信しました。
普段、様々な番組で目にする、明るく真面目、清楚なイメージの井桁さんが、ドロドロの愛憎劇に巻き込まれ、地獄へと堕ちていく……そんな姿を見てみたくありませんか?
ハードな題材に、映画『紙の月』『人間失格 太宰治と3人の女たち』など、繊細な心情描写に定評のある早船歌江子さんが、リアルな台詞と感情を脚本に注入してくれました。
深夜、一人で楽しむにはうってつけの、背徳感満載“大人のラブストーリー”。
火曜の夜、最もDEEPなドラマが始まります。
不倫という罪の先に何があるのか?
地獄へと墜ちていく人々の姿を、ぜひご覧ください!

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