宮野真守、『ウルトラマンゼロ』新作映画決定に驚き 15周年フィナーレでゼロと熱い抱擁「まだ長い付き合いになりそうだな!」

円谷プロダクションの人気特撮「ウルトラマン」シリーズ60周年を記念して、ウルトラマンゼロを主人公とする新作映画の製作が14日、都内で開催中のイベント「TSUBURAYA CONVENTION 2025」内で行われた「ウルトラマンゼロ15th~Beyond the STARS~グランドフィナーレ」でサプライズ発表された。この日は、ウルトラマンゼロの声を担当する声優・宮野真守も出席し、新作映画の発表に驚きの表情を見せた。
【画像】公開15周年!ゼロの初登場作品『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』
ウルトラマンゼロは、2009年公開の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で初登場したウルトラ戦士。ウルトラセブンを父に持ち、ウルトラマンレオ・アストラ兄弟に師事後、ウルトラマンベリアルとの戦いを経て一人前の戦士として認められた。2024年からは、誕生15周年を記念した「ウルトラマンゼロ15周年プロジェクト」が始動し、展示会などのイベントが展開されてきた。
この日は、ゼロにまつわるゲストとして、濱田龍臣(「ウルトラマンジード」朝倉リク役)、小野友樹(ウルトラマンベリアル/ベリアロクの声)、畠中祐(ウルトラマンゼットの声)、関智一(グレンファイヤーの声)も出席。出演者による朗読ショー、ゼロのこれまでの活躍を振り返るトークなど、15周年イヤーのフィナーレを飾るにふさわしい企画が用意された。
約70分におよぶイベントの終了間際、客席後方からゼロの父であるウルトラセブンがサプライズ登場。会場のスクリーンには、ウルトラセブン/モロボシ・ダンを演じる森次晃嗣からのビデオメッセージが映し出され、森次は「この15年の間に、君は私の元を離れ、多くの仲間を得て、そしてこんなに多くのみなさんに愛されるようになりました。父親としてとても嬉しく思います。15年間お疲れ様でした」と宮野とゼロにねぎらいの言葉をかける。
森次のメッセージには続きがあり「ですが、15周年で満足するなんて60年早いわ! 君たちには、まだやるべきことがあるんだ。さあゼロ、お前がやるんだ!」とさらなる活躍を示唆する。その直後、スクリーンに「『ウルトラマンゼロ』新作映画製作決定」の文字が映し出されると、会場から大きな歓声があがり、中には涙を流すファンも見られた。
製作発表を聞いた宮野は、「またゼロがやるの!?」「ウルトラマンシリーズ60周年をゼロが背負うの?」と驚きのリアクションを見せる。詳細は今後発表されるといい、「楽しみにしていてください!」とファンに呼びかけた。
そして、宮野はウルトラマンゼロとして「ウルトラマン60周年を背負うっていうんだから、俺しかいねえよな! かっこいい姿見せてやるから、みんな期待して待ってろよな!」と改めてメッセージを送ると、最後は「まだ長い付き合いになりそうだな! これからもよろしく頼むぜ!」と新作映画に向けてゼロと熱い抱擁を交わしていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)


