ジェーン・フォンダ、ロバート・レッドフォードの死に「涙が止まらない」

俳優のロバート・レッドフォードさんが現地時間16日に89歳で亡くなったことを受け、1960年代から2010年代まで何度も共演した女優のジェーン・フォンダさん(87)が「涙が止まらない」と悲痛な声明を USA TODAY に出した。
ロバートさんとジェーンさんは、『逃亡地帯』(1966)、『裸足で散歩』(1967)、『出逢い』(1979)、『夜が明けるまで』(2017)と多くの作品でスクリーンパートナーを務めた。ロバートさんはかつて、『逃亡地帯』でジェーンさんと顔を合わせるやすぐに意気投合し、特別な関係を築いてきたとEsquireに語ったことがあるほか、ジェーンさんは2015年、The Guardian に「わたしはいつもロバート・レッドフォードに恋していた。彼とは3本の映画で共演して、何も起きなかったけれど。なぜなら私は結婚していて、彼も結婚していたから」と明かしたこともある。
ロバートさんの訃報に接したジェーンさんは「今朝、ボブ(ロバートさんの愛称)が亡くなったと読み、ひどい衝撃を受けました。涙が止まりません」と声明を発表。「彼はわたしにとってとても大切な存在で、あらゆる面で美しい人でした。彼はわたしたちが(失われないように)闘い続けるべき、アメリカの姿を体現していました」と故人を悼んだ。
『明日に向って撃て!』(1969)、『スティング』(1973)、『華麗なるギャツビー』(1974)などスター俳優としてだけでなく、『普通の人々』(1980)や『大いなる陰謀』(2007)など監督としても知られ、サンダンス映画祭を設立してインディペンデント映画を支えるなど映画界に多大なる貢献をしたロバートさんの死に、映画界からは追悼コメントが殺到。レオナルド・ディカプリオ、メリル・ストリープ、モーガン・フリーマンをはじめ多くの俳優たちがその死を惜しんでいる。(編集部・市川遥)


