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『宝島』栄莉弥&光路兄弟が二人一役!大友啓史監督、キャスティングの理由明かす

光路(弟)と栄莉弥(兄)
光路(弟)と栄莉弥(兄)

 恋リアで話題を呼んだモデルで俳優の栄莉弥(えりや)が19日、都内で行われた映画『宝島』(上映中)の初日舞台あいさつに弟の光路(みろ)と登壇。大友啓史監督からキャスティング秘話が明かされた。この日は主演の妻夫木聡広瀬すず窪田正孝永山瑛太も来場した。

【画像】美しすぎる兄弟…妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太らと初日舞台挨拶

 本作は、太平洋戦争後の沖縄で、アメリカ軍基地から奪った物資を住民たちに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれた若者たちを描く真藤順丈の直木賞受賞作を映画化。ある夜、基地を襲撃した戦果アギヤーのリーダー・オン(永山)が消息を断つ。時を経て、残された仲間のグスク(妻夫木)は刑事、ヤマコ(広瀬)は小学校教師、レイ(窪田)はヤクザになり、それぞれの思いを抱えながらオンの失踪の謎を追う。

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 ヤマコが出会う孤児・ウタの青年期を演じた栄莉弥と、少年期を演じた光路は兄弟。栄莉弥はMEN'S NON-NOの専属モデルとして活躍するほか、ABEMAの人気恋愛リアリティーショー「恋する●(ハート)週末ホームステイ」Season18に“ウォーカー栄莉弥”として出演し話題を集めた。また、現在放送中のドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」では高校生の有島ルカ役で出演中だ。

 映画初出演で兄弟共演を果たした栄莉弥だが、「(共演ということは)あんまり考えないようにしていました。とにかく自分は18歳のウタを生きるってことだけを考えて……。他を考えるほどキャパシティがなかったので、現場に入って、その場の空気と監督が言ってくださったことをそのまま全力でアウトプットしていく。それだけでした」とコメント。光路も「すべてが初めてだったので、あまり考えずに現場に入って、監督に教えてもらったことをただひたすらにやる感じでした」と振り返った。

 大友監督は「この映画の1番難しいキャスティングは、真っ先にウタだと思ったんです。ウタを探すために日本全国ぐるぐる回んなきゃいけないと思ったんです」と思い返す。ところが、「ある日、栄莉弥くんに会って『(ウタが)いた!』(と思った)」そうで、「そのあと、『弟がいる』『何? 弟とも会っちゃう?』って会ったら、光路くんバッチリ。『二人、よろしく!』とあっという間に決まりました」とキャスティングの裏話を明かした。

 広瀬は光路に対して「メロンメロンです」と頬を緩め、「可愛い。でも大人になっていて、今日ちょっとびっくりしました」と吐露。光路は「(撮影時より)10センチくらい伸びたかも」と話し、広瀬を驚かせたていた。(錦怜那)

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