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テイラー・スウィフト作品が首位デビュー!ロック様の新作は大苦戦

全米ボックスオフィス考

テイラー人気すごし!
テイラー人気すごし! - Matt Winkelmeyer / Getty Images for The Recording Academy

 先週末(10月3日~10月5日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、3日間限定のイベント上映作品『テイラー・スウィフト:ジ・オフィシャル・リリース・パーティー・オブ・ア・ショウガール(原題) / Taylor Swift: The Official Release Party of a Showgirl』が興行収入3,406万2,774ドル(約51億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

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 歌手テイラー・スウィフトの新アルバム「The Life of a Showgirl」のリリースを記念して上映された同作。上映が発表されたのはわずか2週間前で、テイラーのSNSをメインに最小限の宣伝しかなされなかったことを考えると驚異的な成績であり、テイラーの比類なきスターパワーを証明した形だ。テイラーは先週末、アルバムと映画の両方でナンバーワンを獲得する快挙を達成した。

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 2週目となるレオナルド・ディカプリオ主演映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』は興収1,100万105ドル(約17億円)でワンランクダウンの2位。世界興収は1億212万6,251ドル(約153億円)に達した。ポール・トーマス・アンダーソン監督作が世界興収1億ドル(約150億円)超えを達成したのはこれが初めてとなる。

 ロック様ことドウェイン・ジョンソン主演ドラマ『ザ・スマッシング・マシーン(原題) / The Smashing Machine』は、3,345館と大規模公開されながら興収600万171ドル(約9億円)とかなり苦しい出足となった。これはドウェイン史上最低のオープニング興収。同作は彼がこれまで出演してきたアクションエンタメ大作とは毛色が違うシリアスなドラマであり、これまでと同等のオープニング興収は高望みといえるだろう。しかし、製作費5,000万円(約75億円)に加えて多額の宣伝費をかけたA24には大きな痛手だ。

 そのほかの初登場作品では、再上映の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が7位に、全編が犬の視点で展開する異色のホラー『グッド・ボーイ(原題) / Good Boy』が9位に入った。(編集部・市川遥)

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10月3日~10月5日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『テイラー・スウィフト:ジ・オフィシャル・リリース・パーティー・オブ・ア・ショウガール(原題) / Taylor Swift: The Official Release Party of a Showgirl』
2(1)『ワン・バトル・アフター・アナザー』
3(初)『ザ・スマッシング・マシーン(原題) / The Smashing Machine』
4(2)『ギャビーのドールハウス ザ・ムービー
5(4)『死霊館 最後の儀式
6(3)『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
7(初・再上映)『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
8(5)『ザ・ストレンジャーズ:チャプター2(原題) / The Strangers: Chapter 2』
9(初)『グッド・ボーイ(原題) / Good Boy』
10(7)『ザ・ロング・ウォーク(原題) / The Long Walk』

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