『牙狼<GARO> TAIGA』初日、北田祥一郎・瀬戸利樹ら役衣装で生登場「感謝の気持ちでいっぱい」

俳優の北田祥一郎と瀬戸利樹が17日、都内で行われた『劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』』の初日舞台あいさつに登壇した。この日はキャスト陣が役衣装で登場し、北田は「ブーツを履いて190センチくらいになっています」と笑顔。瀬戸は「暑くて……。股下が湿っています」とジョークを交えて話すなど、衣装への感想を明かして客席を沸かせた。この日は共演者の神嶋里花(吹奇役)、影山ヒロノブ(声・魔導輪ザルバ)、メガホンを取った雨宮慶太監督も出席した。
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本作は、人の“陰我”を狙う魔獣・ホラーと戦う魔戒騎士と、彼らをサポートする魔戒法師たちの活躍を描く特撮ドラマ「牙狼<GARO>」の20周年記念作品。原作者でもある雨宮慶太が6年ぶりに監督・脚本に復帰し、ドラマ「牙狼 GARO」(2005)の主人公・冴島鋼牙の父で、魔戒騎士の最高位「黄金騎士ガロ」の称号を受け継ぐ戦士・冴島大河(北田)の若き日の戦いを描く。
大河の役衣装で登場した北田は「初日を迎えて嬉しいです。たくさんの方に観てもらえて、いいスタートがきれたと思っています。皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです」と客席に呼びかける。本作を実際に劇場で観たことも明かし、「今日の朝一で、バルト9で観ました。スクリーンを観ていたんですけど、(場内の)お客さんの反応ばかり気になりました」と振り返る。
そんな北田は、親しみやすいキャラクターが「牙狼<GARO>」ファンの間で人気になっていると紹介され、照れくさそうにほほ笑みながら、自分と大河のキャラを比較。「普段のちょっとふわふわした北田と大河はあまり似ていないです。でもまっすぐなところや、自分の武器はピュアな部分だと思うんですが、そこは重なる部分だと思います」と笑顔を見せた。
この日はシリーズの20周年に絡めて「20年後の自分」というトークテーマもあがり、北田は「(キャストの)年齢が近いから、みんな40代後半(になっている)? せっかく今回、初主演をさせてもらったので、俳優業を続けていられたらいいなと思います」とコメント。「50歳になる前まで、役者を続けられたらそれは認められたということ。今もすごく楽しいですが、さらに楽しいだろうなって」と語った。
一方の瀬戸は「健康でいたい」と明かし、神嶋は「この仕事はしていたいです。(運転)免許を取ったけど、早く自動運転の時代になってほしい」とそれぞれ20年後に向けた思いを明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)


