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実写『秒速5センチメートル』オリジナルキャラは?

映画『秒速5センチメートル』より松村北斗演じる主人公・遠野貴樹
映画『秒速5センチメートル』より松村北斗演じる主人公・遠野貴樹 - (C) 2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会

 新海誠監督の2007年公開の劇場アニメーションを松村北斗SixTONES)主演で実写化する映画『秒速5センチメートル』(公開中)。本作に登場する実写版オリジナルのキャラクターを振り返ってみた(※一部ネタバレあり)。

【画像】美しすぎる松村北斗の撮りおろし

 小学時代に出会った同級生・篠原明里を想い続ける主人公・遠野貴樹の物語を、小中学生(桜花抄)、高校生(コスモナウト)、社会人(秒速5センチメートル)の3つの時代で描くアニメーション映画『秒速5センチメートル』。実写版では主に、アニメの第3章に当たりほぼ映像のコラージュで構成された「秒速5センチメートル」のパートにエピソードを追加する形でアレンジ。それに伴い、オリジナルキャラクターが多々登場している。

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~以下、ネタバレを一部含みます~

科学館館長の小川(吉岡秀隆)

 貴樹と明里を巡り重要な役割を果たすのが、科学館館長の小川龍一(吉岡秀隆)。貴樹の上司である窪田邦彦の大学の先輩であり、社会人になった明里(高畑充希)が働く紀伊國屋書店に発注する。なお、吉岡は新海監督の『雲のむこう、約束の場所』(2004)で主人公の声を担当している。

貴樹の上司で人当たりのいい窪田(岡部たかし)

 貴樹周りでは、同僚で恋人の水野理紗(木竜麻生)を除く職場の面々がほぼオリジナル。面倒見のいい上司・窪田邦彦を、朝ドラ「ばけばけ」のヒロインの父役も話題の岡部たかしが演じているほか、貴樹の同僚として金子あさみ(中田青渚)、戸田宗次郎(田村健太郎)、酒井直(戸塚純貴)、大野泰士(蓮見翔ダウ90000))が登場。

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 明里周りでは、店長・柴田治(又吉直樹)をはじめとする新宿・紀伊國屋書店のスタッフたちが新たに登場。店員の田村四季子(堀内敬子)、アルバイトの大橋純透(佐藤緋美)ら。 

新宿・紀伊國屋書店の田村(堀内敬子)、大橋(佐藤緋美)、店長の柴田(又吉直樹)

 監督は、「ポカリスエット」のCM映像や米津玄師星野源らのミュージックビデオを監督し、広瀬すず仲野太賀草なぎ剛神木隆之介ら豪華キャストが名を連ねた自主制作映画『アット・ザ・ベンチ』(2024)も話題を呼んだ映像監督・写真家の奥山由之。撮影は、映画『新聞記者』(2019)、『余命10年』(2022)、『8番出口』(公開中)などに参加し、奥山監督とは『アット・ザ・ベンチ』でも組んでいる今村圭佑。(石川友里恵)

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