ヴィジョン主役ドラマ「ヴィジョンクエスト」正式発表!「ワンダヴィジョン」三部作の完結編

マーベル・テレビジョンが制作するヴィジョン(ポール・ベタニー)主役の新ドラマシリーズ「ヴィジョンクエスト(原題) / VisionQuest」が現地時間11日、米・ニューヨークで開催中のニューヨーク・コミコン(NYCC)で正式発表された。2026年にディズニープラスで配信される。
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本作は、「ワンダヴィジョン」「アガサ・オール・アロング」と続いた「ワンダヴィジョン」三部作の完結編となる。主人公のヴィジョンは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で命を落としたものの、「ワンダヴィジョン」で復活。同作でもう一人の自分=ホワイトヴィジョンと対峙し、ホワイトヴィジョンは消息不明となっている。
マーベル公式サイト「Marvel.com」によると、主演のポールはNYCCのパネルディスカッションにて「現在のヴィジョンが(これまでと)違うのは、赤いヴィジョンがホワイトヴィジョンに彼の全記憶を与えた点です。ホワイトヴィジョンは、そのの記憶と自分の間に“つながり”を感じることができずに苦しんでいる」とヴィジョンの現状を説明。「つまり、記憶はあるが、感情や想いがない。彼の旅路は、その記憶やかつての自分とどう向き合うのか、どうつながるのかを探すものです」と語っている。
ドラマには、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で悪役ウルトロンを演じたジェームズ・スペイダーがカムバック。アイアンマン/トニー・スタークを支えた人工知能J.A.R.V.I.S.(ジェームズ・ダーシー)やF.R.I.D.A.Y.(オーラ・ブラディ)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で初登場したE.D.I.T.H.(エミリー・ハンプシャー)が人間の姿で登場する。また、ヴィジョンとワンダ・マキシモフの息子であるトミーも成長した姿で帰ってくるという。
ショーランナーを務めるのは、ドラマ「スター・トレック:ピカード」のテリー・マタラス。製作総指揮のブラッド・ヴィンダーバウムは、「これまでMCUを追ってきたファンなら、間違いなく満足できる内容になるはず」と作品の出来に自信をのぞかせている。(編集部・倉本拓弥)


