「べらぼう」平蔵、満を持しての勇姿に歓喜！「違うドラマ始まった」「鬼平キター！」
横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」（毎週日曜NHK総合よる8時～ほか）の12日放送・第39回では歌舞伎俳優・中村隼人演じる長谷川平蔵宣以の活躍が描かれ、その勇姿に「鬼平キター！」「違うドラマ始まった」とシビれる視聴者の声に沸いた（※一部ネタバレあり）。
12日放送の第39回「白河の清きに住みかね身上半減」では、倹約令の影響で苦境に立たされた女郎たちを救うため、蔦重（横浜流星）が好色本を「教訓読本」として売り出すという強行手段へ。間もなく奉行所より呼び出しがかかり、「御公儀を謀った」として事態を重く見た老中・松平定信（井上祐貴）が直々に見分することとなるが、蔦重はそれでも出版をやめようとせず、定信を激怒させ引っ立てられてしまう。
ここで蔦重の窮地を救うのに一役かったのが平蔵。蔦重の命乞いをしようとする妻のてい（橋本愛）を、幕府の儒官で定信の右腕でもある柴野栗山（しばの・りつざん／嶋田久作）と引き合わせる懐の深さを見せていたが、後の場面では満を持しての見せ場が展開。平蔵はここのところ市中を荒らしまわる葵小僧と名乗る盗賊がいると定信に報告し、「先の上様のご落胤と名乗る賊が列をなして休ませてほしいと家に押し入り、女たちを辱めていく」という。「ただちに賊どもを捕らえ極刑に処せ！」との定信から命を受けた平蔵は賊たちを取り押さえ、「葵小僧、火付盗賊改方、長谷川平蔵である！ 神妙に縛につけぃ」の決めゼリフを発し、大立ち回り。
その姿に池波正太郎の同名小説を原作としたテレビ時代劇「鬼平犯科帳」を思い浮かべる視聴者が続出し、「完全に鬼平犯科帳」「鬼平ここに誕生」「違うドラマ始まった」「鬼平キター！」「作品が変わったw」と大興奮。「キメ顔もいいねえ」「長谷川様、かっこいい！」「いよ！」「きゃー！長谷川様大活躍」「もっと見たい」と声援が飛んだ。（石川友里恵）
