金ローで細田守監督作品4週連続放送！『時かけ』『竜とそばかすの姫』など名作集結

　細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』が11月21日に公開されることに合わせ、日本テレビ系「金曜ロードショー」が11月を“細田守月間”とし、監督の代表作4作品を4週連続で本編ノーカット放送する。

【画像】細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』場面写真

　特集の幕開けとなる11月7日は、細田監督の制作会社「スタジオ地図」の初めての作品である『おおかみこどもの雨と雪』を放送。恋した相手が“おおかみおとこ”だった女性・花（声：宮崎あおい）が、恋愛・結婚・出産・子育てを通じて成長する姿と、二人の間に生まれる“おおかみこども”「雨」と「雪」の姉弟が、特別な生い立ちに悩み傷つきながらも、自分の生きる道を見つけて自立していく姿を描く、母と子の感動物語。

　続く11月14日には、興行収入50億円を突破した大ヒット作『バケモノの子』が登場。孤独な少年・九太（声：宮崎あおい／染谷将太）が、バケモノの世界で粗暴ながらも腕っぷしの強い師匠・熊徹（声：役所広司）と出会い、奇妙な共同生活と修行を通じて成長していく冒険活劇だ。

　最新作『果てしなきスカーレット』の公開日である11月21日には、細田作品史上最大のヒットを記録した前作『竜とそばかすの姫』を放送。高知の田舎町に暮らす女子高生・すずが、インターネット上の仮想世界「U」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。シンガーソングライターの中村佳穂が主人公を演じたほか、YOASOBIのikuraこと幾田りらや俳優の佐藤健、成田凌ら豪華キャストが集結した。

　そしてフィナーレを飾る11月28日は、監督がフリーとなって初めて手がけた長編作品『時をかける少女』を放送。原作は筒井康隆氏のSF小説だが、本作は原作の約20年後を描く新たな物語として制作された。公開当時には、ミニシアター規模から口コミで人気が拡大し、異例の40週間に及ぶロングランを達成。細田作品の原点とも言える名作だ。

　また、この4週間の放送では毎回、最新作『果てしなきスカーレット』の特別映像や特別情報が届けられる予定だ。（加賀美光希）