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黒木華、野呂佳代と初タッグ 選挙参謀とスナックのママが都知事選に挑む 4月期連ドラ「銀河の一票」

カンテレ・フジテレビ系「銀河の一票」(月曜よる10時~)で初共演 黒木華と野呂佳代
カンテレ・フジテレビ系「銀河の一票」(月曜よる10時~)で初共演 黒木華と野呂佳代

 俳優の黒木華と野呂佳代が、4月期のカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「銀河の一票」(月曜よる10時~)で初共演することが発表された。

【画像】野呂佳代、衝撃の“死霊”メイク披露

 本作は、全てを失った与党幹事長の娘で秘書をつとめていた女性が、偶然出会った政治素人のスナックママを、東京都知事にすべく選挙に挑む“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井(しせい)に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間を描く。

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 黒木が演じる主人公・星野茉莉は、与党・民政党の幹事長をつとめる父の秘書。周囲から父の後継者と目され、当たり前のように政治家を志していたが、ある日、父宛てに届いた、とある医大の学部長の転落死にまつわる差出人不明の告発文を手にしたことから、父の過去の行動を密かに調査し、ある事実を突き止める。

 しかし、その行動が父へと伝わったことで秘書をクビになった茉莉は、家から出ていくことに。何もかもを失った茉莉は、小さなスナックをひとりで切り盛りする月岡あかり(野呂)と出会う。そんなとき、現職都知事がスキャンダルで辞任し、急きょ都知事選が行われることになる。

 何かを見つけると周囲を忘れて一直線に突っ走ってしまう性格の茉莉は、不正疑惑を隠ぺいし、自身に冷酷な仕打ちを与えた父への復讐も兼ねた都知事選で、あかりの“選挙参謀”として戦っていくことに。一方、周囲を照らす明るさの裏に「全てを失った」過去を持つあかりは、突如として現れた茉莉によって、恩人のスナックのママとして生きていた日々が一変していく。

 黒木は、初共演となる野呂について「作品にも真剣に向き合われていて、素直なお芝居をされるからこそ感情のやり取りができて、とても楽しいです」と絶賛。また、野呂は「“お笑い好き”、そして“バナナマンさんと仲良し”という共通点があって安心しました!」という安堵と共に「撮影中も、意外と誰も気づかないところでボケていて、超かわいいです(笑)。頼れる座長のことをこれからもっと知ることができると思うとワクワクします!」と語っている。

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 脚本は「ウソ婚」(2023年・カンテレ)、「舟を編む ~私、辞書つくります~」(2024年・NHK)などのヒット作を手掛ける蛭田直美によるオリジナル作品。音楽は実写映画『ルックバック』(2026)、『竜とそばかすの姫』(2021)などの坂東祐大が担当。チーフ監督は、「きのう何食べた? season2」(2023年・テレビ東京)、「ひらやすみ」(2025年・NHK)などを演出した松本佳奈。プロデュースは「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021年・カンテレ)、「エルピス-希望、あるいは災い-」(2022年・カンテレ)などの佐野亜裕美が務める。

 キャスト・スタッフのコメント全文は以下の通り。

黒木華・野呂佳代コメント

ーーオファーを受けたときの心境はいかがでしたか?

<黒木>佐野プロデューサーから熱いお手紙をいただき、松本監督ともまたご一緒できるということで、とてもうれしかったです。正直「私にできるのか」という不安もありましたが、台本を読んで「これは絶対おもしろい」と期待感が高まりました。

<野呂>元々佐野プロデューサーの作品が好きでXをフォローしていたので、お話をいただいたときは「ウソだろ、私に!?」という気持ちでした。とてもうれしかったのと同時に、ここまでの大役は演じたことがなかったので期待に応えられるのか不安もありましたが、「いつも以上に気合いを入れなければいけないときがきたぞ、野呂!」と、気を引き締めました。

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ーー台本を読んだ感想はいかがですか?

<黒木>“政治の話”と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、セリフに本当に元気をもらえます。特に私は「きれいごとじゃないよ。“きれいなこと”だよ」というセリフが好きで。政治がテーマではありますが、人間が抱える生きづらさにも触れる、この物語の熱さに惹(ひ)かれました。あかりの言葉に感動して、思わず泣いてしまうときもあります。視聴者の皆さんにとっても困難にぶつかったときに励まされる“小さなきっかけ”になればうれしいです。

<野呂>ひとりひとりのキャラクターを自分に置き換えられるくらい物語の中に入り込める台本で、本当におもしろいです! 登場人物がみんなすごく“一生懸命”で、何回読んでも泣けます。茉莉は茉莉の、あかりはあかりの“一生懸命”があって、人それぞれ違うとは思いますが、どこか共通する部分があることに胸が熱くなります。

ーー自身が演じる役の魅力を教えてください。

<黒木>茉莉は幹事長の娘なので、ときには自分にとって“正しくない”選択もとってきましたが、そんな中でも“正直でありたい”“まっすぐに生きたい”と思っている女性です。“世界ぜんたいの幸福”を追求するがあまり、ときどき人を置いて突っ走ってしまうこともありますが、そんなところもかわいらしいなと思います。

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<野呂>あかりは、辛い過去を抱えながらも今はスナックのママとして元気に働いています。自分で演じるので少し恥ずかしいですが、とにかく明るくて一生懸命で、魅力的な女性だと思います。

ーー本格的には初共演のお二人。お互いの印象はいかがですか?

<黒木>バラエティー番組やドラマで拝見して、“周りを明るくさせる人”という印象がありましたが、想像通りの方でした。作品にも真剣に向き合われていて、素直なお芝居をされるからこそ感情のやり取りができて、とても楽しいです。

<野呂>“お笑い好き”、そして“バナナマンさんと仲良し”という共通点があって安心しました!すごくステキな俳優さんなので、最初はガツガツ話しかけていいのか心配でしたが、最近はドンデコルテの渡辺銀次さんの話ですごく盛り上がっています(笑)。撮影中も、意外と誰も気づかないところでボケていて、超かわいいです(笑)。頼れる座長のことをこれからもっと知ることができると思うとワクワクします!

ーー視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

<黒木>茉莉とあかりの女性2人がタッグを組んで、政治の世界に切り込んでいく、自分たちが幸せになれる世界を切りひらいていく、そんな熱いドラマになっています。一生懸命に、まっすぐに生きることが少し恥ずかしいとされる風潮がある今の時代にこそ届けたい作品です。ぜひ、私たちバディが力強く突き進んでいく姿を楽しんで見届けてもらえたらと思います。

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<野呂>茉莉もあかりも大変なことがありながらも、幸福に向けて一生懸命頑張っていく姿がとても素晴らしいです。視聴者の皆さんの活力になるようなドラマにしたいと思っているので、ぜひ楽しみにしていてください!

脚本・蛭田直美 コメント>

佐野さんからこの企画のお話をいただいたとき、最初に浮かんだイメージは、不安感を煽る重低音のBGMの中、高級スーツのおじさんたちが高級料亭(漠然としたイメージ)で難しい言葉で難しい話(多分何かしら悪いこと?)をしている中、スッパーン!と障子が開け放たれ、スーツの女性二人が華麗に登場して何か難しいことを言い放ち、次週へ続く!みたいな……でも、何がどう続くのか全く想像できない……
「あの、せっかくですが、嬉しいですが、私じゃない方の方が……○○さんとか○○さん(社会派のかっこいい脚本を書かれる方々)とか……」と、尻尾を巻いてじりじり後退りする私に佐野さんは、その後、ことあるごとに繰り返してくれるその言葉を、それこそ私の心の障子をスッパーン!と開け放つがごとく言ってくれました。
「蛭田さんです。蛭田さんに書いてほしいんです」
えーそんな、嬉しすぎる……。が、頑張ってみようかな……と、その言葉が灯してくれた光を支えに、道しるべに、佐野さんと二人、話して話して話して、沢山の方に話を聴かせていただいて、調べて学んで考えて、七転八倒泣いて笑ってケンカして……の旅が始まりました。
隙あらば面倒くさいことを言い出す情緒不安定な私の手を、絶対に離さず、逃がさず(笑)、どんなときもとことん寄り添ってくれる、愛してやまない佐野さんと一歩一歩進むごとに、一人、また一人と、びっくりするくらい最高な方々が次々仲間になってくださって、その度やったー!と喜び合い、また一歩進む勇気をもらって、ああそうか、これを書けばいいんだと気付き、書きました。 (今もまだ書いています……) 

私の、私たちの一番のやったー!は、あなたに楽しんでいただけることです。
信じていたものが信じられなくなったり、当たり前にあったものがふいに、または少しずつなくなってしまったり、つながりすぎてたりつながってなかったり、多すぎたり少なすぎたり、終わってくれなかったり始まってくれなかったり、変わってほしくなかったものが変わってしまい、変わってほしいものは変わってくれない、ままならなくて不安で不安定でこんなに広くて寂しい世界の中で、それでもなんとか明るい方へ向かおうとしているあなたへ、せめて『一週間の楽しみ』を届けることができたら、本当に本当に、最高に幸せです。どうか届きますように。

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プロデュース・佐野亜裕美

「飲み会の場で、政治と宗教の話はしないようにね」新入社員の時に、上司にそう言われたことを今でも覚えています。それが当たり前だとずっと思っていました。
そうではないと知るのは2019年末のこと。当時ホームステイをしていたアメリカ・ロサンゼルスの家では、母親と中学生の子供が、トランプ大統領の演説を見ながら議論を交わしていました。「アメリカでは子供とも政治の話をするんですね」と言った私のことを彼女は驚いた顔で見つめて「政治は生活だよ」と言いました。政治は生活。正直そんなふうに考えたことがありませんでした。政治や選挙というものに改めて興味を持ちました。
いろいろなご縁があって、同じように政治や選挙に興味を持っていた山田由梨さんと共に、様々な政治家・政治関係者に取材を重ね、政治の複雑さや面白さ、人間臭さ、そして希望に触れました。そうやって企画の種を集めて、これを誰に脚本にしてもらったらいいだろう、と考えた時に、いつかご一緒したいと思っていた蛭田直美さんのことが一番に頭に浮かびました。政治が私たちの暮らしの中にあるものだということを大事にしたいと思ったのと、政治や選挙を扱うドラマであるのと同時に人間讃歌のドラマにしたいと思ったからです。日々たくさんの言葉を交わし、たくさんの資料を読み、学び、時にぶつかり合いながら、蛭田さんは私の想像よりずっとずっと大きな愛と希望に溢れた脚本にしてくださいました。
そして、政治や選挙というある意味ではハードルの高い企画で一緒に戦うことを決めてくださったのが黒木華さん、野呂佳代さん。蛭田さんがお二人をイメージして書いてくださった茉莉とあかりはもうお二人以外考えられないですし、撮影現場での素晴らしいコンビネーションにすでに胸を震わせています。
自分たちの力で政治を、社会を変えることができると信じられること。烏滸がましいですがこのドラマの放送後に投票率を0.1%でも上げることを目標に掲げて、新しい「選挙エンタテインメント」にするべく、とっても頼もしいスタッフ・キャストと共に、最後まで走り抜けたいと思います。

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