『ロッキー』誕生の舞台裏を描く映画、スタローン役のファーストルックが公開

ボクシング映画の金字塔『ロッキー』(1976)誕生のドラマを描く映画『アイ・プレイ・ロッキー(原題) / I Play Rocky』で、シルヴェスター・スタローン役を務めるアンソニー・イッポリートのファーストルックが、 Amazon MGM スタジオのInstagramで公開された。
【画像】これはスタローン『アイ・プレイ・ロッキー(原題)』メインキャスト
本作は、無名時代のスタローンが『ロッキー』の脚本を書き上げ、自ら主演を務める姿を追う伝記映画。『グリーンブック』(2018)、『メリーに首ったけ』(1998)のピーター・ファレリー監督がメガホンを取る。
公開されたビジュアルには、スタローン役のイッポリートが、グレーのスウェット姿で犬と一緒に砂浜を走る姿が映し出されている。イッポリートは、映画『ゴッドファーザー』(1972)製作の舞台裏をドラマ化した「ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男」(2022)で、アル・パチーノを演じたことでも知られる。
また、主人公ロッキーのライバルにして親友でもあるアポロ・クリードを演じたカール・ウェザースさんの役を、『ビール・ストリートの恋人たち』のステファン・ジェームズが務める。
スタローンは、無名時代にボクシングの「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」戦に影響を受けて『ロッキー』の脚本を執筆し、スタジオからの多額の契約料を蹴ってまでも自ら主演することにこだわったとされている。本作について、Instagramの投稿では「『ロッキー』の脚本を執筆するだけでなく、ロッキー・バルボアを演じる運命にあると信じて疑わなかった、シルヴェスター・スタローンの揺るぎない信念の実話を描く」と説明されている。(編集部・入倉功一)


