ジョニー・デップが大作復帰へ!『クリスマス・キャロル』新映画でスクルージ役、『X エックス』監督とタッグ

俳優のジョニー・デップが、米パラマウント・ピクチャーズ製作の新作映画『エベネーザ:ア・クリスマス・キャロル(原題) / Ebenezer: A Christmas Carol』(2026年11月13日全米公開予定)で主演を務めることが明らかになった。Deadlineが独占で報じた。デップにとって、ハリウッドのメジャースタジオ作品への出演は『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)以来となる。
本作は、チャールズ・ディケンズの名作小説「クリスマス・キャロル」をホラー映画『X エックス』三部作で知られるタイ・ウェスト監督が新たに映像化するファンタジー。主人公となる守銭奴で嫌われ者のエベネーザ・スクルージをデップが演じ、共演に『To Leslie トゥ・レスリー』のアンドレア・ライズボローが名を連ねる。脚本はドラマ「レギオン」などのナサニエル・ハルパーンが執筆する。
デップは、元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇後、ハリウッド大作への出演が遠ざかっており、近年は映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』(2023)などインディペンデント作品への出演が目立っていた。代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ新作への復帰に向けた話し合いが報じられるなど、デップが再びハリウッドで輝く日が近づいている。
なお、「クリスマス・キャロル」は米ワーナー・ブラザースも新たに映画化を進めている。こちらは『ノスフェラトゥ』などで知られる鬼才ロバート・エガース監督がメガホンを取り、エガース監督作の常連であるウィレム・デフォーがスクルージ役を務める。(編集部・倉本拓弥)


