公開3週目のホラー『ブラックフォン2』が首位に再浮上も…記録的低調ぶり
全米ボックスオフィス考

先週末(10月31日~11月2日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ホラー映画『ブラックフォン 2』が興行収入832万3,210ドル(約12億円)を上げ、公開3週目にして首位に再浮上した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
新作の公開がなく、金曜の書き入れ時がハロウィーンと重なったことや、週末にかけてのMLBワールドシリーズの開催で映画館から人々の足が遠のいた先週末。総興収はわずか5,643万220ドル(約85億円)で、低調になりがちなハロウィーンの週末においても記録的な低さとなってしまった。
先週首位デビューを果たした『チェンソーマン レゼ篇』は2ランクダウンで3位、ハロウィーンに合わせて再び限定公開されたNetflixのアニメーション映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は4位だった。
そのほか、エマ・ストーン主演、監督ヨルゴス・ランティモスで韓国映画『地球を守れ!』をリメイクした『ブゴニア(原題) / Bugonia』が拡大公開となり、13位から5位にジャンプアップ。公開40周年を記念して再上映された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が6位、モンスターコメディー・アニメーション『スティッチ・ヘッド(原題) / Stitch Head』が9位に入った。(編集部・市川遥)
10月31日~11月2日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(3)『ブラックフォン 2』
2(2)『リグレッティング・ユー(原題) / Regretting You』
3(1)『チェンソーマン レゼ篇』
4(-)『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
5(13)『ブゴニア(原題) / Bugonia』
6(初・再上映)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
7(4)『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
8(5)『トロン:アレス』
9(初)『スティッチ・ヘッド(原題) / Stitch Head』
10(6)『グッド・フォーチュン(原題) / Good Fortune』


