シドニー・スウィーニー新作が大コケ…バットウーマン女優がシドニーを批判「映画を台無しにした」

シドニー・スウィーニーが主演した伝記映画『クリスティ(原題) / Christy』が大コケしたことを受け、ドラマ「BATWOMAN/バットウーマン」の女優ルビー・ローズがシドニーをThreadsで痛烈に批判した。
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『クリスティ(原題)』はアメリカで最も成功した女子プロボクサーといわれるクリスティ・マーチンの伝記映画で、彼女が名声を博すまでの道のりと、トレーナー兼マネージャーの夫からの虐待が描かれている。後にクリスティはレズビアンであることを公表している。
製作費1500万ドル(約23億円)の同作は、先週末に2,000館以上で公開されるもオープニング興収は130万ドル(約2億円)と大苦戦。ルビーは「もともとのクリスティ・マーチンの脚本は素晴らしかった。人生を変えるようなものだった」と切り出すと、「当時、わたしはチェリー役を務める予定になっていた。全員がそこで描かれているものの経験者であり、ほとんどが実際にゲイだった」とシドニーが参加する前の『クリスティ(原題)』について語る。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
「彼女のPRは映画がコケたことを語り、シドニー・スウィーニーは“人々”のためにこの映画をやったと言う。“人々”は誰も、自分たちを(内心)嫌悪している人間が、わたしたちのふりをして闊歩しているのを見たいとは思わない。あなたは愚か者で、あの映画を台無しにした。クリスティはもっといい扱いを受けるべきだった」と続けた。シドニーが共和党支持者といわれていることと、同性愛嫌悪を紐づけているようだ。
一方、クリスティ・マーチン本人はシドニーを徹底擁護。「わたしは常にファイターであり、わたしの人生はそれをあらゆる面で反映していますが、今、わたしは他者のために闘います。ここ数日、わたしの友人であるシドニー・スウィーニーを攻撃する人たちを見かけています。シド(シドニー)は映画のために全力を尽くしてくれただけでなく、わたしのためにも全力を尽くしてくれました。わたしの物語のために。沈黙の中で苦しんでいる多くの人々のために。だから、シドがどんな人かはっきりさせておきたい。彼女はわたしの友人で見方だ!」とInstagramに投稿した。
『クリスティ(原題)』の製作・配給はブラック・ベア・ピクチャーズだが、Varietyによるとブラック・ベアが関与する前のバージョンで、ルビーがクリスティ・マーチンの高校時代のガールフレンドを演じるという案があったのだという。(朝倉健人)


