「ザ・ロイヤルファミリー」ロイヤルホープ引退レースにネット号泣 熱い声援に「最終回かと」【ネタバレ】

妻夫木聡が主演を務める、日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第6話が16日に放送され、競走馬ロイヤルホープの引退レースと登場人物たちの熱い思いが交差する展開に、X(旧Twitter)では「最終回かと思うくらい号泣」などの声があがった。(ネタバレ注意。以下、第6話までの内容に触れています)
【画像】目黒蓮、雨に濡れた姿「ザ・ロイヤルファミリー」第6話場面写真
早見和真の同名小説が原作の「ザ・ロイヤルファミリー」は、競馬の世界で夢を追い続ける大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる物語。主人公の税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、人材派遣会社ロイヤルヒューマンの創業社長で、馬主の山王耕造(佐藤浩市)と出会い、同社の競馬事業部専任秘書として、チーム「ロイヤルファミリー」で勝利を目指す。
第6話では、ロイヤルホープはいつもあと一歩で勝利に届かなかったが、応援するファンは確実に増えていた。しかし、栗須は耕造から、2017年の有馬記念終了後、来年の有馬記念を最後に自身もロイヤルホープも引退すると告げられる。
それは事前の家族会議でも伝えられ、耕造はロイヤルヒューマンの次期社長に優太郎(小泉孝太郎)を任命。競馬事業に関しては、新会社で今いる馬の管理だけを一人でまかなうと告げ、家族は戸惑いを隠せない。さらに耕造は、栗須は会社に残してやってほしいと優太郎に頼み込む。
一方、どうしても納得のいかない栗須だったが、耕造からがんであることを告白され、耕造の隠し子・耕一(目黒蓮)に会いに行く。しかし、耕一は頑なに耕造と会う事を拒んで……という展開が描かれた。
いつもと変わらない様子で振る舞う耕造だが、病は確実に体をむしばんでいく。前回までの元気な様子から一転、弱りきった耕造を演じる佐藤に、Xでは「老いて弱ってる雰囲気が完璧すぎる…」「佐藤浩市さん、役作りに本気すぎないすか…」「佐藤さんはお元気なのに山王社長は本当に病人に見える」など絶賛の声があがった。
その後、栗須の奔走もむなしく耕造と耕一の対面はかなわぬまま、有馬記念レースの当日を迎える。しかし、中山競馬場には耕一の姿が。耕造は病院のテレビで見守る中、雨の中スタートがきられる。
これまで自分の気持ちを抑えるかのように感情を表に出さなかった耕一だが、ロイヤルホープのレースを見守るうちに表情が変化し、終盤では感情を露わにして「行けー!」と声を張り上げる。そして、栗須、耕造、耕一の「行けー!」が重なる演出に視聴者も反応。「みんなの行け~に大泣き」「耕一くんの、行けー! を見て涙腺崩壊」「目黒くんの泥臭い叫びめちゃくちゃ良かったな…」などの声が。それぞれ違う場所でレースを見守りながら、ロイヤルホープを通して登場人物たちの感情がリンクする展開に、Xでは「今日最終回か?? と思うくらい濃かったんですけど」「今日最終回かと思った…感動」「最終回かと思った...手に汗」などの声があがっていた。(編集部・入倉功一)


