日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」キャスト&あらすじ【まとめ】

妻夫木聡が主演を務める日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系、日曜よる9時~)が10月12日より放送スタート。妻夫木をはじめとする主要キャストやあらすじを紹介する。
本作は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した、作家・早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる物語。演出は『ラストマイル』『グランメゾン・パリ』などの塚原あゆ子をはじめ、松田礼人、府川亮介が担当。脚本は『桐島、部活やめるってよ』(2012)などの喜安浩平が務める。
※ネタバレ注意・随時更新
「ザ・ロイヤルファミリー」第9話あらすじ
2年後の有馬記念優勝という大きな夢に向かい、栗須(妻夫木聡)と耕一(目黒蓮)を中心に、チームロイヤルは固い結束を築いていた。
隆二郎(高杉真宙)に代わり、ロイヤルファミリーの主戦ジョッキーとなった翔平(市原匠悟)は、秋のGIシーズンに挑む。だがその矢先、翔平は思わぬ大きなトラブルに巻き込まれてしまうーー。
一方、耕一のライバルである展之(中川大志)は、父・椎名(沢村一樹)も成し遂げられなかったクラシック三冠制覇を狙っていた。
次々と襲いかかるトラブルにより、目標としていた年末の有馬記念出場は絶望的に思われる。それでも栗須と耕一は、チームを守るため、そして夢をつなぐために奔走していく。
キャスト
栗須栄治(くりす・えいじ):妻夫木聡
税理士。税理士事務所を営む父のことを尊敬し、将来父と一緒に働くことを夢見て大手税理士法人に就職。仕事の幅を広げていたが、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった。そんな中、馬主である山王耕造と出会い、突然止まってしまった人生が大きく動き出す。耕造が社長を務める株式会社ロイヤルヒューマン・競馬事業部の専任秘書だったが、耕造の死後、耕一のレーシングマネージャーとなる。
山王耕造(さんのう・こうぞう):佐藤浩市
栗須の人生を大きく動かす馬主。人材派遣会社・株式会社ロイヤルヒューマンの創業社長で、競馬界では有名な馬主。経営者としては典型的なワンマン社長でありながら、業界の先行きを見通す力に長けており、人との繋がりを大事にする一面を持ち、家族は二の次でどんどん馬にのめり込んでいく。熱く夢を追い続ける山王は、栗須の人生に大きな影響を与えていく。
中条耕一(なかじょう こういち):目黒蓮
耕造と中条美紀子の間に生まれた子ども。父の顔を知らぬまま育ち、母の葬儀で初めて耕造の姿を目にする。母親譲りの適確な相馬眼を持つ。データによる競走馬の分析・研究を積み重ね、大学では競馬研究会なるサークルに入っていた。大学卒業後、塾講師として働いている。耕造の死後「ロイヤルファミリー」を受け継ぎ、相続馬限定馬主となる。
野崎加奈子(のざき・かなこ):松本若菜
栗須の元恋人。北海道日高地方の競走馬の生産牧場・ノザキファームを父と一緒に経営している。小さい頃から実家の馬と触れ合ってきたため、馬の個性や性格を捉える能力に長けており、家族同然に世話をしてきたノザキファームの馬たちに目一杯の愛情を注いでいる。大学時代の元恋人だった栗須と、10年ぶりに再会を果たす。
椎名善弘(しいな・よしひろ):沢村一樹
山王耕造の宿命のライバル。耕造(佐藤浩市)と同業の人材派遣会社の最大手「株式会社ソリュー」のCEOで、日本の競馬界有数の馬主の一人。普段から無表情で、レースに勝っても常に冷静、適確に馬の能力や資質を見抜くことができる見識の持ち主。
椎名展之(しいな・のぶゆき):中川大志
椎名の息子で、椎名とは別の会社のCEO。所得や総資産に厳しい条件がある馬主登録の要件を満たし、若くして父と同じ馬主になる。
山王優太郎(さんのう・ゆうたろう):小泉孝太郎
山王家の長男で、耕造(佐藤浩市)が社長を務める株式会社ロイヤルヒューマンの部長にして後継者候補。仕事にアグレッシブに取り組んではいるが、競馬事業部まで作る耕造を放漫経営であると非難しており、父のような経営者にはならないという強い思いのもと、利益を出すことを最優先に考えている。
山王京子(さんのう・きょうこ):黒木瞳
耕造(佐藤浩市)の妻。神経質で疑い深く、耕造が没頭している競馬を毛嫌いしている。耕造に馬主を辞めさせようと、栗須や息子の優太郎を巻き込み、あることを企んでいる。
広中博(ひろなか・ひろし):安藤政信
広中厩舎の調教師。世界で通用する幅広い知識を得るため海外留学で調教技術を学び、若くして調教師となった。馬を中心にしたチームの全員が対等であるべきという信念のもと「先生」と呼ばれることを極端に嫌うが、馬の体調やその時の状況を的確に判断し、馬にとって最良の選択肢を考えることが出来る優秀な調教師である。
佐木隆二郎(さき・りゅうじろう):高杉真宙
騎手。調教師の父を持ち、幼いころから競馬が身近であったため、自然と騎手を志していた。金髪がトレードマークでチャラい印象を持たれがちだが、調教師たちが認めるほどの騎乗センスと強い馬に乗ることにこだわりをもち、GIでの勝利を目指している。
平良恒明(たいら・つねあき):津田健次郎
「東日スポーツ」競馬班のエース記者。若手時代、取材に熱が入り過ぎて干されそうになったところを耕造が仲裁に入ってくれたことがきっかけで交流が始まり、今では耕造のロイヤル馬に対して好意的な記事を書く。
相磯正臣(あいそ・まさおみ):吉沢悠
耕造の宿命のライバルである椎名のレーシングマネージャー。栗須同様、上司の馬好きに振り回されつつも、自分なりに矜持を持って仕えている。多弁でコミュニケーションが上手く、業界に非常に顔が広い椎名の良き理解者である。
野崎剛史(のざき・たけし):木場勝己
加奈子(松本若菜)の父で、ノザキファームの生産牧場主。
林田純次(はやしだ・じゅんじ):尾美としのり
北海道日高の林田生産・育成牧場の牧場長。競走馬の生産育成をしており、馬主である耕造と深く関わることになる。
山王百合子(さんのう・ゆりこ):関水渚
耕造(佐藤浩市)の娘。あけっぴろげな性格で人懐こいが、物言いは厳しい。母の京子(黒木瞳)と兄・優太郎(小泉孝太郎)は競馬を毛嫌いしているのに対し、競馬を好きでも嫌いでもなく、家族の中では中立の立場で俯瞰していることが多い。
安川すみれ(やすかわ・すみれ):長内映里香
広中厩舎で働く調教助手。調教師・広中(安藤政信)のことを尊敬しており、日々馬に精一杯の愛情を注いでいる。
安川と同じく広中厩舎に所属している厩務員。
野崎翔平(のざき・しょうへい):三浦綺羅
加奈子(松本若菜)の一人息子。内気な性格で、ノザキファームでは率先して馬の世話をしている。
そのほかにも本作では、栗須栄治の姉役でアニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」のオグリキャップの声を担当する声優・高柳知葉が出演。また、第1話には現役騎手の武豊、丸田恭介、菅原隆一、今村聖奈がスペシャルゲストとして出演する。
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(編集部・入倉功一)


