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橋本環奈、元ヤンドクター役で月9初主演 1月期「ヤンドク!」朝ドラ脚本家と再タッグ

特攻服&金髪ヤンキーがすご腕ドクターに「ヤンドク!」の橋本環奈
特攻服&金髪ヤンキーがすご腕ドクターに「ヤンドク!」の橋本環奈 - (C)フジテレビ

 橋本環奈が、2026年1月12日から放送されるフジテレビ系・連続ドラマ「ヤンドク!」(毎週月曜21時~21時54分※初回30分拡大)で初の月9主演を務めることが決定した。本作は、猛勉強の末に脳神経外科医となった元ヤンキーのドクターが、患者に寄り添いながら旧態依然とした医療現場を改革していく痛快医療エンターテインメント。昨年のNHK連続テレビ小説「おむすび」の脚本家・根本ノンジが、橋本と2年連続でタッグを組む。

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 ドラマは、ある病院の脳神経外科に勤める、実在の女性医師の半生を基にしたオリジナルストーリーで展開する。橋本が演じる主人公・田上湖音波(たがみ・ことは)は、都立お台場湾岸医療センターの脳神経外科医。新米ドクターだがスゴ腕の持ち主で、患者の私生活や性格、手術後にどんな生活を送りたいかまでリサーチし、一人一人に合わせた手術や治療方法で寄り添う。

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 かつてレディースとして荒れた毎日をすごしていた湖音波は、16歳当時、親友とバイクで走行中に事故に遭い、搬送先での緊急手術によって一命を取りとめる。しかし、脳に重傷を負った親友は帰らぬ人となり、手術を担当した医師・中田啓介(なかた・けいすけ)から「もう命を粗末にするのはやめろ。助かった命をこれからどう使うか真剣に考えろ」と叱責され一念発起。猛勉強の末に脳神経外科医となった後もトレーニングを重ね、「外科手術」と「血管内(カテーテル)治療」の両方を行うことができる数少ない名医に成長した。

 物語は、中田が自身の勤務する都内の病院に湖音波を呼び寄せたことでスタート。彼女を待ち受けていたのは、患者の事情よりも病院の利益を優先する非情な経営陣と、縦割り組織の実態だった。細かい規則や一筋縄ではいかない人間関係でがんじがらめとなった医療現場を目の当たりにした湖音波は、医師として、一人の人間としてさまざまな難題に立ち向かっていく。

 橋本は、初の月9主演について「“ドラマっ子”な私は小さな頃から“月9作品”をたくさん見て育ってきたので、オファーをいただいた時は『自分があの“月9”の主演に!?』と、うれしさもあり驚きもありました」とコメント。モデルとなった医師にも会い「すてきなお人柄を身をもって感じたので、湖音波という役を大切に演じさせていただきたい」と意気込みを語っている。

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 演出には、ドラマ「古畑任三郎」(1999~)、「ストロベリーナイト」(2012)などを担当し、近年はNetflix映画『シティーハンター』(2024)なども話題を呼んだ佐藤祐市が決定。切れ味あるせりふ使いが光る根本の脚本を、小気味良いせりふの掛け合いや奥行きあるキャラクター演出で映像化する。プロデュースは「午前0時、キスしに来てよ」(2019)などの高木由佳(高=はしごだか)と、「問題物件」(2025)などの貸川聡子(共同テレビ)。橋本環奈、プロデューサー陣のコメント全文は以下の通り。

橋本環奈

Q.オファーを受けた際の感想、月9作品初主演への意気込みをお聞かせください。

今回お声をかけていただいたプロデューサーさんは以前もご一緒したことがあり、安心感を持って撮影に臨んでいます。“ドラマっ子”な私は小さな頃から“月9作品”をたくさん見て育ってきたので、オファーをいただいた時は“自分があの月9の主演に!?”と、うれしさもあり驚きもありました。そして、脳神経外科医という挑戦的な役どころに挑むことができて光栄です。撮影はまだ始まったばかりですが、ドキドキワクワクな高揚感でいっぱいなので、どんな作品に出来上がるのか私も今から楽しみです!

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Q.脳神経外科医という主人公を演じてみていかがですか?

今回の役には、モデルとなる脳神経外科の先生がいることにビックリしました。学生時代はヤンキーで高校を退学してしまっていたのに、悲しい出来事がきっかけで並々ならぬ努力を重ねてドクターになる…簡単になれる職業ではないですし、実際にドクターになってからもさまざまな知識や技術が必要。私には想像できないくらい大変なことだと思うのですが、“根性”で夢を叶えるという生き様がすごくかっこいいと思いました。
今まで漫画や小説など原作のある実写作品には出演させていただきましたが、実在する方をモデルとした主人公を演じるのは初めて。実際に先生ともお会いして、いろいろなお話を聞きながらすてきなお人柄を身をもって感じたので、湖音波という役を大切に演じさせていただきたいです。

Q. 台本を読まれていかがですか?

第1話から湖音波の元ヤン感が全面に出ていて、すごく面白くなっていると思います。その一方で、医療ドラマとして繊細な部分や現代社会が抱える問題など、まじめに伝えなければならない部分もある。湖音波の過去やこの作品で伝えたいテーマも丁寧に描かれているので、その部分もお楽しみいただけると思います。湖音波以外にも濃いキャラクターの人たちがたくさん登場していきます(笑)。キャラ同士のテンポ良い掛け合いにも注目です!

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Q. 視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

週初めの月曜よる9時から家族団らんのお供として見ていただけるとうれしいです。今作は痛快医療エンターテインメントになっていますので、湖音波が患者さんの病気と闘う姿、元ヤンらしい口調や格好いい姿など、笑いあり涙ありでお届けできると思います。放送スタートを是非お楽しみに!

プロデューサー・高木由佳(フジテレビ ドラマ制作部)

橋本さんは、6年前に私の初プロデュース作品に出演してくださいました。なんといっても初めてのプロデューサーでしたので、戸惑うことや心折れることが多く、苦難の連続でした。そんな時、橋本さんはヒロインとして等身大の女子高生を見事に演じてくださるだけではなく、“良い作品を作る”という目標のために共に走り抜いてくださいました。まさに戦友のような存在です。
その時から、またご一緒したいと切望しておりましたが、この度やっと実現できることとなりました。橋本さんの出演が決定してから、彼女の魅力を最大限に活かせる物語を考え探しておりましたところ、今作のモデルである脳神経外科医の先生の存在を知りました。初めて先生にドラマ化のお話をさせていただいた時は、モデルになることをご遠慮されていたのですが、どうしても諦められず、何度もお話させていただき、ついに今後の医療の発展に貢献できるのなら、というお言葉を頂戴しました。
橋本さんと先生の初顔合わせは、波長が合いすぎて、初めて会った2人には見えませんでした。その時に、唯一無二の医療ドラマが誕生すると確信しました。ヤンキー×医者という漫画のような設定ではありますが、しっかり命と向き合って作っている作品です。このドラマが1人でも多くの方の心を動かし、医療に関する理解が深まるとうれしいです。

プロデューサー・貸川聡子(共同テレビ)

この企画は、奇跡的な出会いの連続で出来上がりました。高木さんも私も、過去それぞれにご一緒した橋本環奈さんを主演に迎えられたこと。モデルとなる先生に出会えたこと。根本ノンジさんに脚本を引き受けていただけたこと。すべてがかみ合って、このドラマが走り出しました。モデルとなった実在の先生の、一本筋を通して患者さんに向き合う真摯さに強く感銘を受け、『元ヤンドクター』という強烈なキャラクターでありつつも、医療と真剣に取り組むストーリーを根本さんとともに紡ぎだしています。橋本環奈さんをはじめ、コミカルかつ強烈な個性を持つ登場人物も満載、掛け合いを楽しみながらも現代の医療の問題点も鋭く突く、盛りだくさんのドラマです。唯一無二の医師・湖音波の成長を、皆さんも見届けていただけたら幸いです。

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