ジョニー・デップ、8年半ぶり来日 約1時間半遅刻も笑顔で「ハロー!」

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られる俳優ジョニー・デップが8年半ぶりに来日し、27日に都内で行われた没入型アート展覧会「A Bunch of Stuff - Tokyo」の内覧会&来日記者会見に出席。ジョニーは、開始予定時間の約1時間半も遅れて会場に姿を現した。
10年前の2015年1月27日。ザ・ペニンシュラ東京で行われる予定だった映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の来日記者会見をドタキャンした過去があるジョニー。予定時刻から1時間後に会見中止の知らせが入ると、約200人の報道陣からは落胆の声が上がった。
この日は予定時刻を過ぎても始まる気配がなく、MCは報道陣・関係者約150人が集まった会場を見渡し、「準備のために遅れている」と伝える。さらに5分以上が過ぎると「開始時間が30分遅れる」と報告。次の予定を入れていた報道陣は、ジョニーの姿を見ぬまま退場した。40分後、またしても「遅れる」と共に「会場内にあるバーカウンターにてコーヒーやカフェオレをご用意しています」との連絡が入る。会場はお疲れモードが色濃くなる。
50分ほど過ぎると「間もなく始まります。お席にお着きください」とアナウンスが入るが、そこから25分、全く動きがない。そして開始時刻から遅れること1時間20分、突如その時が訪れる。MCが前置きも早々にジョニーを呼び込むと、ジョニーは片手を上げながら、ゆっくり登壇し、ハットのつばをつまみ「ハロー!」とあいさつ。会場には待ちかねた報道陣によるシャッター音が響き渡った。
その後、ジョニーによる作品と創作プロセスを五感で体験できるイマーシブ型アート展覧会「A Bunch of Stuff - Tokyo」にまつわるトークを展開。ジョニーは時おり笑顔を見せながら楽しそうに話し、フォトセッションではカメラマンのポーズなどの要求に快く応じた。
ちなみに、同会見の日の受付開始時間は15時だったが、ビッグスターが登壇するとなると、よりよいポジションで撮影をしようと何時間も前に並ぶカメラマンもいる。この日は12時頃に並び始めた人がいたそうで、18時に終了した30分程度の会見に6時間もかけたことになる。(錦怜那)
イマーシブ型アート展覧会「A Bunch of Stuff - Tokyo」は11月28日(金)~2026年5月6日(水)まで高輪ゲートウェイ NEWoMan South 2F “+Base 0” にて開催


