蒔田彩珠、実はイタズラ好き!先輩・柳俊太郎&結木滉星が暴露

俳優の蒔田彩珠が29日、都内で行われた映画『消滅世界』の公開記念舞台あいさつに出席。所属事務所の先輩でもある共演者の柳俊太郎と結木滉星から、イタズラ好きであることを暴露された。この日は、恒松祐里と川村誠監督も来場した。
【画像】柳俊太郎、神対応!よろめく蒔田彩珠をすかさずフォロー
原作は、芥川賞作家・村田沙耶香の衝撃作。子供を人工授精で生むことが当たり前の世界。夫婦間の性行為はタブーで、恋人か2次元キャラクターが性愛の対象とされている中、両親が愛し合って誕生した雨音(蒔田)は、自分の母親を敵対視していた。自身の結婚生活には性愛を持ち込まず、夫・朔(柳)以外の相手やキャラクターと恋愛を重ねていたが、その日常は夫と移住した実験都市の楽園で急変する。
MCから「主人公・雨音を演じられました恒松、あっ! 失礼しました。蒔田さん」と言い間違えられた蒔田は、「はい、恒松祐里です」と返して、会場を笑いに包みつつ自己紹介。雨音の親友・樹里役の恒松は「上映後は(観客の)皆さん、“ずーん……”としていると聞いたんですけど、さっきのボケというか名前間違いで、おかげさまで皆さん柔らかくなって、楽しい舞台挨拶になりそうで楽しみです」とニッコリ。結木は「皆さん、こんにちは」と呼びかけるも、静かな会場を見渡し、「声出せますか? 声出していこうか。皆さん、こんにちは」とコール&レスポンスを要求。「もっともっと。こんにちは!」とあおり、会場を温めた。
蒔田は「物語の設定的には非現実的ですが、キャラクター的には等身大で、みんなが葛藤するような悩みに葛藤しているので、あまり苦戦することはなく、すんなり演じることができました」と撮影を振り返る。一方で、二次元キャラクターが恋愛対象という点に関しては「アニメは観るんですけど、現実ではあまり恋愛対象(にする)とか、ドはまりすることがなかったので、そこの役づくりは想像するしかなく難しかったです」と苦労も吐露した。
そんな蒔田について、柳は「現場は淡々と進んでいって、深い会話はしていないけど、イタズラが好きな人だなという印象。ぼそっと人をイジるようなことや面白いことを言うので、面白い子だなという印象です」と可愛い後輩の素顔を、ほほ笑みながら打ち明ける。雨音の同級生・水内役の結木は「僕の方がされたかもしれないです。僕が後輩や年下からイジられることが多いので。まぁでも、心地よかったですよ」と話し、蒔田を安心させた。
降壇時、階段を下りる蒔田がよろめき、後ろにいた柳がとっさに受け止めようとするが、体勢を立て直した蒔田は思わず「セーフ」とジェスチャー。キュートな姿で、最後まで観客を楽しませていた(錦怜那)


