『サンダーボルツ*』続編、日本で撮影を!セバスチャン・スタンがファンに呼びかけ「声をあげてほしい」
東京コミコン2025

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でバッキー・バーンズを演じるセバスチャン・スタンが5日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミックコンベンション2025」(東京コミコン2025)のメインステージに登場し、自身が出演した最新作『サンダーボルツ*』の撮影を振り返りながら、来たる大作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日日米同時公開)についてコメントした。ステージには、ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でパニッシャーを再演したジョン・バーンサルも駆けつけた。
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セバスチャンは昨年、「東京コミコン2024」に参加予定だったが、撮影スケジュールの都合でキャンセルに。その後、自ら発起人となって実現した年末の特別企画「東京コミコン2024 アフタークリスマス」で急きょ来日を果たした。「去年(イベントに)来てくださった方が、今年も来ているのが見えます。私たちに会えるということで、非常にエキサイティングになっていることも伝わってきます。今日ここに来ることができて、本当に嬉しいです」とセバスチャンはあいさつした。
今年は、『サンダーボルツ*』でバッキーを再演し、MCUのはみだし者たちで結成された新チームを率いる先輩として活躍した。「撮影は本当に楽しかったです。グループにいた人たちが本当に素晴らしくて、冗談を言い合えるような仲なんです」と撮影現場の様子を紹介すると、「デヴィッド・ハーバー(レッド・ガーディアン役)やフローレンス・ピュー(エレーナ役)など才能に溢れる人たちばかりだったので、とてもいい時間を過ごせました」と笑顔。現時点で続編の報道は出ていないが、セバスチャンは「みなさんがこの映画を好きでいてくれたら、続編は日本でも撮影できるかも。ぜひ、声をあげてほしい」と日本のファンに声をあげるよう働きかけた。
次にバッキーが登場する作品は、MCUの集大成となる『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』だ。情報規制が徹底されている本作の期待ポイントを問われたセバスチャンは、「私も一体何が起こるのか、正直わかりません」と回答に悩みながらも「ロバート・ダウニー・Jrがこの作品でカムバックすることはわかっています。幅広いファンがいるので、みなさんにとっても喜ばしいことではないでしょうか」と悪役ドクター・ドゥームを演じるダウニー・JrのMCU復帰に期待を寄せた。
そんなセバスチャンと20年近く交流があるジョンは、トーク中に熱い抱擁を交わす一幕も。「子供時代から彼のことを知っています。20年以上が経ち、日本で一緒にこのような形でステージに上がってることはすごいこと。本当にセバスチャンのことが好きで、彼のことをとても尊敬している。素晴らしい才能の持ち主だ。彼の作品を全て観ることが自分にとって楽しみでもある。彼はもう唯一無二の存在だ」とセバスチャンへの熱い思いを語る。
ジョンは来年、トム・ホランドが主演を務める『スパイダーマン』シリーズ第4弾『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(2026年夏に日本公開)でパニッシャーを再演する。こちらも多くは語ることができず、ジョンは「何も言えない」と苦笑いしながら、トムとオーディションテープを作った時のエピソードを紹介していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「東京コミコン2025」は12月7日まで幕張メッセで開催中


