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『バーフバリ』プラバースが初来日!熱い歓迎に感無量「愛しています!」

来日を果たしたプラバース
来日を果たしたプラバース

 インドの人気俳優・プラバースが初来日し、5日に都内で行われた映画『バーフバリ エピック4K』(12月12日より2週間限定公開)の舞台あいさつイベントに登壇。ファンによる「バーフバリ ジャイホー(万歳)!」の掛け声の中登場したプラバースは、彼の魅力の一つである低音ボイスを響かせ「感情の昂りを感じます。スペシャルな日です。10年間、この日を待ちました。日本の皆さんの熱い気持ちを聞いていたので、直にお会いできて嬉しい。愛しています!」とメッセージを送った。

【動画】プラバースが初来日!【トークノーカット】

 プラバースは、2024年に主演作『カルキ 2898-AD』のPRで初来日を予定していたが、撮影中のケガにより断念。待望の来日を果たし「さっそく渋谷の有名な交差点を見に行きました。レストランもいくつか行きました。(『バーフバリ』を手掛けた)S・S・ラージャマウリ監督からもいろいろ日本の情報をもらっていたので、滞在の予定を長くしてもらったんです。京都や奈良も見に行ってみたい」と目を輝かせる。

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 一方、プラバースと一緒に登壇したプロデューサーのショーブ・ヤーララガッダは3度目の来日。「2017年よりファンの愛が増えていると感じます。インド映画がたくさん公開されるようになり、ファンの数が増えて応援が盛り上がっているのは嬉しい」と日本のファンに感謝の気持ちを述べた。

 本作は『バーフバリ 伝説誕生』(2015年)、『バーフバリ 王の凱旋』(2017年)の2部作に一部シーンの追加などを行い、ラージャマウリ監督自身が1本の作品として再編集。この日はラージャマウリ監督からのサプライズメッセージも読み上げられ、来日の度に「プラバースはいつ来るの」と言われたことを明かしたラージャマウリ監督は「私が日本を満喫したように、君にも日本を満喫してほしい」という言葉に、プラバースは感無量の表情を浮かべる。

 プラバースは本作について「監督から『王』に関する話を映画化したいと言われ、私が適任ではないかと声をかけてもらえた時は嬉しかった」と撮影当初の心境を回顧。「パート1、パート2とわかれた作品に関わったのは初めてで、5年間ずっとこの作品に取り組んでいました。とても強力でパワフルで深みのある役柄で、そこにさらに深みのある監督がいてくれたからこそ、集中力を欠かさず取り組むことができた。この作品に出るまでは、地方の一役者でしかなかったんです。それが、この作品でみんなに名前を知ってもらえるようになり、ギャラも上がりました。素晴らしい経験でした」と振り返る。

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 プロデューサーのヤーララガッダは「プラバースはまさに王のように見えます。そこが彼を選んだ理由です」と笑顔。今回の4K作品について、プラバースは「この作品が出来上がるまで2年半くらい。不安な気持ちもあったんですが、完成して本当に嬉しい。この高すぎる予算のこの作品で何百日と仕事をし、それが一本になった。ある意味、これは大きな実験作品です。作る過程はストレスがありましたが、完成し、日本に持ってくることができたことが本当に嬉しい」と感想を述べていた。

 さらに、本作はアニメ化も決まっているといい、声の出演も果たすというプラバースは「アニメ化の時にまた戻ってきます」と約束していた。(取材・文:名鹿祥史)

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