花嫁の赤い涙 『ミッドサマー』に続く救いなきフォークホラー『FREWAKA/フレワカ』2月6日公開決定

映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家スコア96%(2025年12月1日時点)の高評価を獲得しているフォークホラーの注目作『FREWAKA(原題)』(Eは正式にはアキュート・アクセント付き 以下同)が、『FREWAKA/フレワカ』の邦題で、2026年2月6日より公開されることが決定した。
【動画】ロッテントマト96%!禁断のフォークホラー映画『FREWAKA/フレワカ』特報 アイルランド発、ケルト神話に宿る“土着の祈り”と“呪い”
本作は、アイルランドの地に巣食う、決して断ち切れない“女性たちの痛み”を描く禁断のルーツホラー。どこか神秘的な響きを持つタイトルは、現地の言葉で「根」を意味する「freamhacha(フレーヴァハ)」(eは正式にはアキュート・アクセント付き)に由来し、アイルランド語を使用して紡がれる初のホラー作品となっている。
監督・脚本を務めたのは、自身もアイルランドにルーツを持つ新進気鋭の女性作家アシュリン・クラーク。彼女が、緑豊かな美しい大地の上で受け継がれてきた民間伝承やケルト神話に宿る“土着の祈り”と“呪い”を現代的に解釈して甦らせた。本作は、世界3大ファンタスティック映画祭のひとつ、第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭や第77回ロカルノ国際映画祭など各国の名だたる映画祭でも上映され、注目されている。
物語は、婚礼の夜に忽然と姿を消した花嫁にまつわる古い記憶が残る、アイルランドの人里離れた村が舞台となる。半世紀後、老婦人の介護のため村を訪れた看護師のシューは、閉ざされた村に漂う“何か”の気配を感じ始める。老婦人の「ヤツらに気をつけなさい」という怯えた言葉、どこからともなく聞こえてくる歌声、蹄鉄で閉ざされた赤い扉、藁の被り物をした人々と謎の祝祭など、徐々にシューは見えない“恐怖”にのみ込まれていく。
今回解禁されたポスタービジュアルは、タイトルの元となる大きな根と、血の涙を流す花嫁が印象的なものとなっている。また、特報映像では、不穏な民族音楽が流れる中、仮面をつけた男たちがじりじりと迫ってくるストレスフルな様子が描かれ、美しくもおぞましい“狂夢”を予感させている。
主演はクレア・モネリーが務め、ブリッド・ニー・ニーチテイン(『イニシェリン島の精霊』)らが脇を固める。
映画『FREWAKA/フレワカ』は、2026年2月6日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開


