ADVERTISEMENT

『28年後…』続編、最終予告公開 全員金髪のカルト集団「ジミーズ」の狂気迫る

『28年後… 白骨の神殿』本ポスタービジュアル
『28年後… 白骨の神殿』本ポスタービジュアル

 鬼才ダニー・ボイル監督が手がけたサバイバル・スリラー映画『28年後…』の続編『28年後… 白骨の神殿』(2026年1月16日全国公開)の最終予告と日本版の本ポスタービジュアルが公開された。(以下、前作『28年後…』の結末に触れています)

【動画】ケルソンvs全員金髪のカルト集団!『28年後…白骨の神殿』最終予告

 『28年後…』では、人間を一瞬で凶暴化させるウイルスが蔓延してから28年後のイギリスを舞台に、孤島で生まれ育った少年スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)のサバイバルと謎多き医者・ケルソン(レイフ・ファインズ)の出会いが描かれた。病気の母親を看取ったスパイクは、イギリス本土でひとり生きる道を選択。ラストシーンでは、感染者に襲われかけたところを、全員金髪のカルト集団「ジミーズ」に救われた。

ADVERTISEMENT

 続編では、生存者たちに救いのない“最狂の恐怖”が襲いかかる。ジミーズのリーダーであるジミー・クリスタル(ジャック・オコンネル)は、生存者を見つけては、仲間に引き入れるか、「地獄に捧げるため」として痛めつけて殺す儀式を繰り返し、常軌を逸した狂気と殺戮で人間たちを支配していた。

 そんなジミーと対峙するケルソンは、何万もの人骨が積み上げられた「白骨の神殿」で孤独に暮らしており、メメント・モリ(=死を想え)の心を忘れず、感染者との共生を試みながら、凶暴な感染者との戦いを続けていた。「もう長い間、死を恐れてはいない。しかし今日は、恐怖を感じた」と言葉をこぼすケルソンにも、ジミーズの狂気が迫る。

 続編はボイル監督に代わり、『キャンディマン』『マーベルズ』などのニア・ダコスタ監督がメガホンを取った。「<人間>にとって最大の脅威は<感染者>ではない。人間の“非人間性”こそが、最も恐ろしいものとなり得るのだ。感染者と非感染者、より大きな破壊をもたらしているのは、どちらなのだろう?」とダコスタ監督が語るように、本作は“悪の本質”がテーマとして掲げられている。

 また、今作で重大な役割を果たすジミーについては「この世界では知性は必要とされません。だから共感性が育たず、結果的にジミーはかなりのサイコパスになってしまいました。この黙示録的世界でなお存在するのは“悪”と“闇”の二つで、彼はその中でただ楽しんでいるだけなんです」と狂気に満ちたキャラクターであることを予告している。(編集部・倉本拓弥)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT