羽田空港の世界最大ゴジラモニュメントがお披露目！福本莉子も感激「世界に誇れる」

　19日、羽田空港第3ターミナル3階出発ロビーに設置される、全長約40メートル・高さ約9メートルの巨大ゴジラモニュメントがお披露目された。同日「TIAT SKY HALL」で行われた「HANEDA GODZILLA GLOBAL PROJECT」には、俳優の福本莉子が出席。世界最大となるゴジラモニュメントを目撃した福本は、「海外の旅行者も間近で見るとびっくりするだろうし、私たち日本人も世界に誇れるモニュメントで見るとワクワクします。海外に行く時に『行ってきま～す』と挨拶したくなります」と感想を述べた。

【画像】全長約40メートル！羽田空港に世界最大の巨大ゴジラモニュメント完成

　「HANEDA GODZILLA GLOBAL PROJECT」は東宝株式会社、日本空港ビルデング株式会社、東京国際空港ターミナル株式会社が連携し、日本のエンターテインメントを羽田空港から世界へ発信する目的で立ち上げられた。モニュメントは「日本を訪れるすべての人々をゴジラが出迎え、そして、日本を出発する際にはゴジラが見送る」をテーマに、映画『ゴジラ』（1954）に登場した初代ゴジラをベースに制作された。

　福本は、西武園ゆうえんちで公開された「ゴジラ・ザ・ライド　大怪獣頂上決戦」看板イラストのモデルに起用され、アンバサダーも務めるなど、ゴジラと縁がある。会見場には20分の1サイズの同型のミニチュアも用意され、福本は「まさかこのような場に呼んでいただけるとは」と恐縮の表情。羽田空港も仕事でよく利用するといい、「空港にできると聞いて驚きました。まさか出発ロビーに巨大ゴジラが設置されるなんて……」とミニチュアを見下ろしながら笑顔で話す。

　イベントには大田圭二（東宝株式会社　専務執行役員 兼 CGO、チーフ・ゴジラ・オフィサー）と赤堀正俊（東京国際空港ターミナル株式会社　代表取締役社長）も出席し、赤堀が「ゴジラは第22作で羽田空港の滑走路を壊した」と過去作でのゴジラの羽田空港襲撃をユーモア混じりに振り返る一幕もあった。さらに大田も「ゴジラが壊したものは必ず再生し、繁栄するんです。もう少し壊しておけばよかった」と切り返し、会場の笑いを誘った。

　第3ターミナル2階の到着ロビー階には、世界的に高い評価を得た映画『ゴジラ-1.0』のゴジラ立像（12月23日より公開）も展示される。また、同階のインフォメーションカウンター上部は、歴代怪獣が描かれた「怪獣総進撃絵巻」で彩られる予定だ。「到着では“ようこそ”を、出発では“また会おう”を」をキャッチフレーズに、2025年12月20日から約1年間の公開を予定している。（取材・文：名鹿祥史）