『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』キャメロン監督が「集大成」と語る特別映像公開
映画『アバター』シリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が12月19日に日米同時公開を迎え、ジェームズ・キャメロン監督や豪華キャスト陣が本作の圧倒的なスケールと自信を語る特別映像が解禁された。
全世界歴代興行収入第1位の『アバター』、第3位の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続く本作は、神秘の星パンドラを舞台に先住民ナヴィと人類の戦いを描いてきたサーガの「集大成」であり、キャメロン監督いわく第一章の「完結」を飾る重要な一作。パンドラへ“アバター”として潜入し、やがて人類に反旗を翻した元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)。今回のジェイクたちの敵は、同じナヴィでありながらパンドラを憎むアッシュ族。リーダーのヴァラン(ウーナ・チャップリン)が率いる彼らとの間で、かつてない規模の“炎の決戦”が勃発する。
映像では、ジェイクの妻ネイティリ役のゾーイ・サルダナが「『ウェイ・オブ・ウォーター』は壮大で圧倒的だった。最新作はそれをはるかに凌駕する」と断言し、キャメロン監督も「前2作を通じて描いたアドベンチャーの集大成だ」と言及。
また、サリー家とともに立ち上がる、海の民・メトカイナ族のロナル役のケイト・ウィンスレットは「テクノロジーがようやく監督の脳に追いついた。彼の空想が完全再現された」と、進化した映像技術を絶賛。キリ役のシガーニー・ウィーバーも「監督は映像革命を起こして、何もないステージを美しい惑星に変えた」と未曽有の映像世界を称賛している。
これまでも没入感のある映像体験を提供してきた本シリーズ。キャメロン監督が「新しい映像体験を創るには進化するしかない」と語る今回も、より進化した3D技術によって世界観のスケールと細部のリアリティが高まった。
そんな映像体験に迫力をもたらしているのが、本作の大きな見どころとなるスペクタクルアクションだ。ジェイク役のサムは「キャメロン監督ならではのアクション映画でありつつ、誰も見たことのない映像が広がる」と語る。映像内には、重厚な空中アクションや画面を埋め尽くす炎のシーンなど、ダイナミックなアクションが捉えられている。
すでに第83回ゴールデン・グローブ賞で主題歌賞(マイリー・サイラス「Dream As One」)や興行成績賞にノミネートされているほか、ナショナル・ボード・オブ・レビューの年間トップ10にも選出されるなど、賞レースも騒がせている本作。第一章のクライマックスとなる映像体験への期待が高まる映像となっている。


