堂本剛、「ストレンジャー・シングス」ダファー兄弟と対面 完結話はハンカチ必須「書くのも撮るのもつらかった」

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の大ファンである.ENDRECHERI./堂本剛が、同作のショーランナーを務めるダファー兄弟(マット・ダファー&ロス・ダファー)にインタビューする様子を捉えた映像が公開された。
ソロプロジェクト「.ENDRECHERI. 」として歌手活動のみならず、クリエイターとしてファッションやデザインなど多岐にわたって活躍している堂本。かねてより、「ストレンジャー・シングス」のファンであることを公言しており、作品愛を反映させたコラボレーションアイテムも発表している。先日開催されたファンフェスタでは、マットが堂本がデザインしたスカジャンを着用して登場したことも話題になった。
【動画】堂本剛、ダファー兄弟に「ストシン」愛語る!対談インタビュー
インタビューでは、堂本とダファー兄弟が、アイデアの生み出し方などクリエイター目線でトークを展開。感情移入しすぎて「最終話が見られないかも」と話す堂本に対して、ダファー兄弟から最終話を視聴する際のアドバイスが送られた。
2016年からスタートした「ストレンジャー・シングス」は、現在配信中のシーズン5をもって完結する。マットは「結末のシーンはずっと思い描いていたもので、7年ほどあたためました。道しるべがあったおかげでブレなかったんです。シーズン5の内容は当初の予定とは違いますが、最後20分間は思い描いていた通りです」と告白すると、堂本は驚きの声を上げ、「思い描いていても物作りでは、その通りにできないことの方が多いと思いますが、『これだ!』という結末が揺るがなかったということですよね」とクリエイターらしい感想を述べる。
ロスも「作品の人気が出るに連れていろんな意見を耳にし、周囲からの期待も感じました。でも、ある段階で全てを遮断し、信頼できる仲間との空間に身を置く。そうすることで信念を貫けます」と長年構想していた結末を思い通りに表現できた理由を明かした。
堂本は自身の創作活動において、“始まり”と“終わり”をテーマにメッセージングを組み立てることが多いという。そのアプローチ法を聞いたマットは、「僕らのやり方も似ています。最終シーズンでは、終わりから描き始めました。最後を固めてから最初に戻って物語を展開していったんです」と共感を示すと、ロスは「最も重視したのが、物語をどう着地させるかです。それはシーズン1でも同じで、そこから積み上げていき方向性が見えると、新たな可能性が生まれます。最初と最後が決まれば中間部分は自由に創作できて、その間の物語が(結末へと自然に)導いてくれます。シリーズだからこそ物語に変化を加え、登場人物に方向性を委ねられました」と制作秘話を打ち明けた。
また、堂本はダファー兄弟に「友人と今後のストーリー展開を想像するだけでちょっと泣けてきちゃうくらいこの作品に感情移入しちゃってるんで、『最終話が見られないかも』ってずっと本気で思っているんですけど、最終話を見る方法だけ教えてもらっていいですか?」と相談を投げかけると、マットは「ウソじゃなく感情を揺さぶられる内容です。書くのも撮るのもつらかった。ともに作品を作った10年は、子役にとっては人生の半分です。家族同然なので別れはつらかったです。撮影の最終日にどの役者も最後のシーンを撮影していましたが、毎回感情が込み上げて皆泣いていました。作品とともに成長してきたファンなら、最終話は悲しいはずなのでティッシュの用意をしてください。話すだけで泣けてくるなんて心配です」と最後の撮影でのエピソードを披露しつつ、視聴の際の必須アイテムをレクチャーした。
さらに、かねてより日本への深い愛情を伺わせているダファー兄弟に、堂本から「好きな日本料理は?」という質問が飛び出すと、マットが「寿司です! ダントツです」と即答。ロスもすかさず同意すると、堂本は「時間があったら、めっちゃ食べてほしいお寿司があるので、お店だけ教えときましょうか?」と提案。2人も「ぜひとも!」と満面の笑みを浮かべていた。(編集部・倉本拓弥)
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」VOL1:独占配信中、VOL2:12月26日(金)、フィナーレ:26年1月1日(木)より世界独占配信


