木村拓哉、「堂本兄弟」に初出演 DOMOTOと「愛のかたまり」一夜限りのコラボ

人気デュオ・DOMOTO(堂本光一、堂本剛)による音楽バラエティー特番「堂本兄弟2025」(12月30日23時~24時・フジテレビ系)に、木村拓哉と橋本環奈がゲスト出演することが明らかになった。
今年グループ名を「DOMOTO」に改名した二人が司会を務める「堂本兄弟」は、“堂本ブラザーズバンド”とゲストの軽快なトークや生演奏を披露する人気番組。2014年のレギュラー放送終了後、年に一度のスペシャル番組が放送されており、今年は高見沢俊彦、武田真治、高橋みなみをトークメンバーに、吉田建、村石雅行、浅倉大介、堂島孝平、加藤いづみを演奏メンバーに迎え、2025年を締めくくるにふさわしい華やかなステージが届けられる。
番組初登場となる木村拓哉は、DOMOTOの二人が作詞・作曲を手がけた名曲「愛のかたまり」をセッションする 。光一が「先輩と歌うのは初めて。木村ワールドに一瞬にしてなる感じがすごい」と語れば、剛も「ガチガチになりましたが、本当にうれしかった」と振り返るほど、一夜限りの特別なパフォーマンスが実現した。トークでは、2025年を数字で紐解く企画が行われ、キャッシュレス決済の意外なエピソードや過酷な撮影現場の裏話が披露されるほか、木村と同い年の武田との絶妙な掛け合いも大きな見どころとなっている。
また、6年ぶりの登場となる橋本は、高見沢が作詞・作曲した小泉今日子の名曲「木枯しに抱かれて」を披露。橋本は「昔から大好きな曲。生バンドで歌えるのは特別な体験でした」と喜びを語っている。トークコーナーでは、2025年のベストショットとして「オーストラリア旅行」の貴重な写真を公開するほか、食の好みや私生活のスタイルにおいて光一との意外な共通点が次々と発覚し、スタジオを驚かせる場面も。
DOMOTO、木村、橋本のコメント全文は以下の通り。(藤田良太)
DOMOTO(堂本光一・堂本剛)
Q:収録を終えた感想
堂本光一(以下、光一):1年ぶりの「堂本兄弟」ですが、今回は改名後、初めてDOMOTOとしてお届けする回になりました。そういう意味では“本当にDOMOTO兄弟になったな”という感覚もありましたね。雰囲気はいつも通りですが、西川(貴教)くんがいなかったので、少し落ち着いた空気感もありました。
堂本剛(以下、剛):そうですね。改めて、“DOMOTO”兄弟になりましたね。
光一:もちろん西川くんも恋しかったですが、このメンバーが集まると、やっぱり自然といつもの空気になります。ゲストのお二人もすごく楽しくトークしてくださって、すてきな時間になりました。
Q:橋本環奈とのセッションについて
剛:お母様が小泉今日子さんのファンで、カラオケで歌われいてよく聞いていたそうで。今回“歌いたい”とリクエストされたそうなんです。
光一:でも高見沢さんが曲を作られたことは、環奈ちゃんは知らなかったみたいです。高見沢さんの感性あふれる楽曲をみんなで演奏できてうれしかったです。
剛:俳優さんは、“歌唱は難しいです……”とおっしゃられる方も多いんですが、橋本環奈さんは“歌います”といつも引き受けてくださって有難いです。環奈さんが歌われている姿はなかなか拝見できませんので、新鮮です。
光一:ピュアな歌声でとてもすてきでした。
Q:木村拓哉さんとの「愛のかたまり」歌唱について
光一:この曲は事務所の後輩だけでなく、いろいろなアーティストの方がカバーしてくださってる楽曲なんです。でも考えてみると、先輩と歌うことはなかったかな、と。それを、まさか木村先輩と歌わせていただくことになり……隣でガチガチに緊張しながら歌いました。木村先輩の声も聞かせていただいて。先輩が歌うと“木村ワールド”に一瞬にしてなる感じが、改めてすごいなと思いました。
剛:僕もガチガチになりましたけど、木村さんが“一緒に歌おう”と言ってくださって本当にうれしかったです。今後木村さんと「愛のかたまり」を歌う機会はないに等しい……いや、ないと思います。
光一:20数年前の曲ですけど、今までそういう機会がなかったもんね。
剛:今回、「堂本兄弟」でそういう機会をいただいて有難かったです。今後そういう機会はないんじゃないかな、と思うくらい貴重な機会になりましたので、ぜひご覧いただきたいですね。
木村拓哉
Q:収録を終えた感想
今回ゲストとして呼んでいただきましたけど、久しぶりに二人に会えたのがまずうれしかったですね。そうそうたる堂本ブラザーズバンドの皆さんに演奏していただいて、さらに久々にお客さんも入っていて。コロナ以降、なかなかこういう空気でトークをする機会がなかったので、やっぱり“周りのお客さんがいてくれた方が楽しいな“と改めて感じました。
Q:収録で特に印象に残ったシーン
真治(武田真治)の空回りですかね(笑)。あとは剛の話し方が相変わらずで、なんというか……絵本を読んでいるみたいなトークで。ああいう空気感も含めて、この番組らしさだなと思いました。
Q:視聴者へメッセージ
年の瀬で、今年も残りわずかですが、最近は予期せぬ出来事が突然起こることも多いですよね。そういう中で、自分の健康や安全だけじゃなくて、周りの人のことを少し気にかけるだけでも、救われる人はたくさんいると思います。“大丈夫?”って声をかけるだけでもいい。そうやって思い合いながら過ごしていけたら、どんな状況でも笑うことを忘れずにいられるんじゃないかなと思います。
Q:2026年の抱負
やるべきことはある程度見えてきていますし、“一緒にやろう”と声をかけていただいていることもあるので、まずはそこにしっかり向き合いたいですね。ここ最近はライブができなかった時期もあったので、できるうちに、やれることはどんどんやっていきたい。そんな一年にできたらいいなと思っています。
橋本環奈
Q:6年ぶりの「堂本兄弟」収録について
やっぱりすごくアットホームで、トークが本当に楽しかったです。DOMOTOのお二人がとてもフランクに話してくださるので、いつ来ても楽しい収録だなという印象があります。6年前はギター演奏もあってすごく緊張していたのですが、今回は歌に集中できた分、安心感もありつつ、また違ったドキドキがありました。
Q:歌唱パフォーマンスを終えて感じたこと
音楽が大好きなので、歌うこと自体は普段から身近ですが、生バンドを背負って歌う機会はなかなかないので、とても新鮮でした。堂本ブラザーズバンドの皆さんに囲まれて、あの音の良さの中で歌えるのは、本当に特別な体験で、“もっと歌いたい!”と思うくらい楽しかったです。緊張よりも楽しむ気持ちが勝っていて、最初から最後まで、とにかく楽しもうと思って歌っていました。
Q:トークで印象に残っているエピソード
光一さんと私が“意外と似ているかもしれない”という話が盛り上がりました(笑)。好きな食べ物が一緒だったり、好きな格好が似ていたり、履くものが一緒だったり……共通点が見つかって楽しかったです。こういう何気ないトークが自然に広がるのも、「堂本兄弟」ならではだなと思いました。
Q:視聴者へメッセージ
「堂本兄弟」は、母が昔から大好きで、私自身も子どもの頃から見ていた番組なので、そんな番組に、木村拓哉さんと並んでゲストとして出演させていただけるとは思っていませんでした。年末の締めくくりとして、皆さんに楽しい気持ちで見ていただけたらうれしいですし、ぜひ良い年を迎えていただけたらと思います。


