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サリー家のキャストはもはや本物の家族?『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』俳優同士の関係を超えた親子エピソード

映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』より子どもたち
映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』より子どもたち - (C) 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 神秘の星パンドラを舞台に、先住民ナヴィと人類との戦いを描いてきたシリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日より日米同時公開)の公開を前に、俳優たちが劇中の家族さながらの強い絆を感じさせるエピソードを語った。

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 サリー家を支える存在である“父”ジェイク役のサム・ワーシントンは、本作を“家族”についての映画だと語る。「愛する家族のために戦うこと、彼らはなぜ戦うのか、そのことについての映画なのです。1作目と2作目は、愛するものを守る話でした。この3作目は、愛するもののために戦う話です。そういうパワフルなテーマが描かれています」
 
 前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のラストでは、あまりにも非情な“家族の死”がサリー家を襲い、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ではそのあとの物語が描かれる。“母”ネイティリ役のゾーイ・サルダナについて、子役たちは、みな口を揃えて“ゾーイがお母さんのように優しかった”と言っていたそう。ゾーイは子どもたちとの撮影を振り返り、「(スパイダー役の)ジャック(・チャンピオン)は、初めて会った時、背丈が私の肩あたりまでしかなかったのに、今や182 cm位あるんです。(トゥク役の)トリニティ(・ブリス)も小さな少女でした。(ロアク役の)ブリテン(・ダルトン)はしっかりしていて、素敵な演技をする子。彼はいつも笑顔を絶やさないんです。ネテヤムを演じたジェイミー(・フラッターズ)もとても良い子です。私は、こうした若い人たちが成長して、優れたアーティスト、そしてすばらしい人間になっていく様子を間近で目撃できたのです。サリー家の子どもたちと一緒にいると、私の母性本能は全開になるんです」と、深い愛情を見せる。

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 サリー家の末っ子トゥクを演じ、現在は16歳に成長したトリニティは、“親”への愛を強くのぞかせる。「サムとゾーイ、そしてシガーニー(・ウィーバー)は私にとって特別な人たちです。彼らは演技の達人で人間としても素敵です。彼らを見ていると、自分も一生懸命仕事をしよう、好奇心を失わずにいようと思います。シガーニーは私を本当の妹のように扱ってくれます。彼女が役に入っていく様子を見るのは、非常に勉強になります。彼女は、(役の心の)ゾーンに入っていくのを私にも一緒にやらせてくれます。ゾーイは上品で、エレガントで、美しい人。頭が良くて、演技に強い情熱を持っています。サムは、私たち子役をとても大切にしてくれます。ジョークで笑わせてくれて、楽しい雰囲気を作ってくれます。大人の共演者たちが演技をしているのを見るのは、本当に素敵です。私はいつもそこから学ばせてもらいます。そしてみんな私にとても優しいのです。子どもである私は、こんな立派な大人の人たちについていけるようにしなければと思いました。自分は子どもだからと割り切るのでなく、大人と同じようなことをやってみせなければと。彼らはいつも私の話を聞いてくれました。一緒にいるだけで、私にとっては勉強になりました」。サリー家のトゥクも、最初は頼りないが、戦いに巻き込まれていく中で、一家の皆の背中を見て、頼もしく成長していく。

 最新作のタイトルにある「ファイヤー・アンド・アッシュ」について、ジェームズ・キャメロン監督は、“火”を憎しみ・怒り・暴力、“灰”を悲しみや喪失と表現している。過酷な運命に立ち向かうサリー家が、本物の家族のような絆でどのように物語を紡ぐのか。最新作への期待が高まる。

 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』12月19日(金)日米同時劇場公開

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