ユニバーサル、『M3GAN』スピンオフ映画の公開中止…『M3GAN/ミーガン 2.0』の失敗を受け

米ユニバーサルが、AI人形ミーガンの暴走を描いたホラー『M3GAN』ユニバースに属するという体で制作されたスピンオフ映画『ソウルメイト(原題) / Soulm8te』の公開を中止した。Deadlineなどが報じた。
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『ソウルメイト(原題)』は、妻を亡くした男性がその喪失感を埋めるために手に入れた無害なラブロボットを、本当の感情を持ったパートナーにしようとして狂気の殺人マシンに変えてしまう姿を描く官能スリラー。出演はドラマ「ザ・ボーイズ」のクローディア・ドゥーミットや『死霊のはらわた ライジング』のリリー・サリヴァンなどで、『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』のケイト・ドーラン監督がメガホンを取った。
もともとは2026年1月9日に全米公開される予定だったが、『M3GAN』(世界興収1億8,008万9,109ドル・約279億円)の大ヒットを受けて予算倍増で制作し、今年公開した続編『M3GAN/ミーガン 2.0』の世界興収が3,908万3,707ドル・約61億円)と大苦戦。この興行的失敗を受けて、ユニバーサルは『ソウルメイト(原題)』の公開を取りやめることに決めたのだそう。ユニバーサルは現在、他社に同作を売ろうとしている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)(編集部・市川遥)


