『スーパーマン』初登場1位!『マン・オブ・スティール』超えで好調
全米ボックスオフィス考

先週末(7月11日~7月13日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『スーパーマン』が興行収入1億2,502万1,735ドル(約181億円)で初登場1位に輝いた。今年公開の映画のオープニング興収としては、『マインクラフト/ザ・ムービー』(1億6,275万3,003ドル・約236億円)、実写版『リロ&スティッチ』(1億4,601万6,175ドル・約212億円)に次いで3位となる好成績だ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)
ワーナーは尻すぼみとなったDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)を終了し、ジェームズ・ガン監督とプロデューサーのピーター・サフランが率いるDCスタジオを新設。DCスタジオによる新たなDCユニバース(DCU)の映画第1弾となったのが、今回の『スーパーマン』だ。オープニング興収は、DCEU作品におけるスーパーマン映画『マン・オブ・スティール』(1億1,661万9,362ドル・約196億円)を上回った。DCEU作品で今回の『スーパーマン』を上回るオープニング興収を記録したのは、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(1億6,600万7,347ドル・約241億円)と『スーサイド・スクワッド』(1億3,368万2,248ドル・194億円)の2作のみだ。
海外興収は予想を若干下回ったが、スーパーマンのイメージがアメリカそのものと強く結びついているだけに、本作の興収が国内>海外となることはそもそも想定内だった。世界興収は2億2,002万1,735ドル(約319億円)。なお、本作の製作費は2億2,500万ドル(約326億円)で、宣伝費は1億ドル(約145億円)程度とされている。
公開2週目の『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、前週比56.2%ダウンでワンランクダウンの2位。累計興収は2億3,244万8,420ドル(約337億円)、世界興収は5億3,269万9,420ドル(約772億円)となった。(編集部・市川遥)
7月11日~7月13日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『スーパーマン』
2(1)『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
3(2)『F1(R)/エフワン』
4(3)『ヒックとドラゴン』
5(4)『星つなぎのエリオ』
6(5)『28年後…』
7(7)『リロ&スティッチ』
8(8)『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
9(6)『M3GAN/ミーガン 2.0』
10(9)『マテリアリスツ(原題) / Materialists』


