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元ダンサー志望の町田啓太、社交ダンス挑戦で「絶望しました」 全てを出し尽くした映画配信に万感の思い

町田啓太
町田啓太

 町田啓太が17日、都内で行われたNetflix映画『10DANCE』配信記念イベントに登壇し、ダンサーになる夢を諦めた過去や、本作で難航していたダンサー役のオファーを受けた理由などを語った。この日は、町田と共にダブル主演を務めた竹内涼真大友啓史監督も来場した。

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 競技ダンスをテーマに、男性同士の愛とダンスの物語を描いた井上佐藤の漫画を実写映画化した本作。ラテンダンスの日本チャンピオン・鈴木信也(竹内)と、スタンダードダンスの日本チャンピオンで世界2位の記録を持つ杉木信也(町田)。共に信也という名前で、生き方も性格も対照的な二人のダンサーが、ラテンとスタンダード各5種を競い合う「10ダンス」の頂点を目指す中で、ぶつかり合いながらも互いを認め合う。

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 世界配信を明日に控え、町田は「万感の思いというのは、こういうのなんだなと思っております。撮影が終わったときも、かなりきてたんですけど、なぜか僕、今が一番あるかもしれない。全員ですべてを出し尽くして、注いで作った作品なので、どういう反応が来るのか楽しみです」と高ぶる気持を抑えながら笑顔であいさつ。一方で「恐ろしいったらない」と世界配信に戦々恐々とする一面も見せて会場の笑いを誘う。

 プロダンサーを目指していた過去がある町田だが、同役のオファーは一番手ではなかったよう。「(誰が演じるのか)いろいろあったんですけど……。やるかもしれない日本中の俳優に当たったんじゃないかな」と考えを巡らせつつ、「でも、スタッフさんが熱量を持って(オファーを)伝えてくださったので嬉しかったです」と喜ぶ町田は、「かなり前にプロダンサーの道を諦めた人間だったので、その時に消化しきれなかった思いを少しは消化できるかもしれないとか、観る方のくすぶっているものに何かぽっと灯ってくれたらいいなと思い、最終的には自分のためにやろうと決めました」と語った。

 しかし、ダンスのジャンルが違うため「(これまでの経験は)意味ないです。絶望しました。何もかもが違います」とぶっちゃける町田。さらに、竹内たちと世界のトップダンサーが集う大会を観に行ったときのエピソードも紹介。「『いや~(すごい)』しか出てこない。みんな、上を見てた」と、あまりのレベルの高さに天を仰ぐしかできなかったと吐露。同時に「同じくらいの興奮もあった」そうで、「これをやれたら何かすごいことが起きるかもしれない。だから、興奮と絶望が入り混じっていました」と振り返った。

 最後に町田は「作品作りが大好きで、とっても苦しみながら、楽しみながら作った作品です。世界中の人に楽しんでもらえたらと思います。ちょっと愛に飢えているなぁと思ったら観てほしいです」と呼びかけた。

Netflix映画『10DANCE』は2025年12月18日世界独占配信

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