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「ストレンジャー・シングス」ダファー兄弟がコジプロ訪問 小島秀夫「メタルギア」からの影響明かす

 Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」のショーランナーを務めるダファー兄弟(マット・ダファーロス・ダファー)が、世界的ゲームクリエイター・小島秀夫監督が率いる「コジマプロダクション」(以下、コジプロ)を訪問。ゲームキャラクターを作るためのスキャン撮影を体験する様子や、小島監督との対談を収録した特別映像が公開された。

【動画】小島秀夫&ダファー兄弟、コジプロで対談!

 「ストレンジャー・シングス」は、1980年代のアメリカを舞台に、不気味な怪物がうごめく“裏側の世界”とつながった田舎町ホーキンスで連続する事件を描くスペクタクルアドベンチャー。現在、最終章となるシーズン5のVOL1は、配信開始からわずか5日間で視聴回数5,960万回を記録し、Netflixの英語作品史上最高の初週視聴数を達成するなど、世界中のファンを熱狂させている。

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 映像の冒頭、来日したダファー兄弟が「夢のようだ。あの伝説の小島さんに会えるんだ!」と興奮気味にコジプロを訪れると、同スタジオのシンボルである「ルーデンス」の等身大スタチューとご対面。続いて、計65台のカメラを使用する3Dモデル素材用のスキャン撮影を体験した。超常パワーを使う際のイレブンのポーズなどを披露しながら撮影に挑んだダファー兄弟は、完成した3Dモデルの仕上がりに大はしゃぎ。小島監督から「ゲームに出たい?」と問われると、2人は「本当に? 是非!」と即答しており、今後発表の新作ゲームに彼らが登場する日も近いかもしれない。

 対談では、ドラマのルーツについても深く語られた。ロスは「マットも僕も幼い頃からアニメやビデオゲームなど日本の文化を吸収してきました」と明かし、『AKIRA』や「エルフェンリート」、さらには“裏側の世界”のビジュアルに影響を与えたゲーム「サイレントヒル」などを挙げた。特に小島監督の代表作「メタルギアソリッド」シリーズについては、マットが14歳の頃にプレイして「驚きで脳みそが吹っ飛びました」と振り返るほど、ストーリーテリングにおいて多大な影響を受けたという。

 一方の小島監督も、「僕にとって特別なドラマ」と本作を大絶賛。1980年代のSF、ホラー、アクションなどがミックスされた作風に「非常に衝撃を受け、懐かしさも感じ、もう一度原点に戻ったような感覚になる」と称賛を送り、世代を超えてクリエイティビティーが連鎖していく様子に感謝の意を表した。

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」VOL1:独占配信中、VOL2:12月26日(金)、フィナーレ:2026年1月1日(木)より世界独占配信

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