ADVERTISEMENT

「火星の女王」ダンサー&歌姫の圧倒的な存在感話題「カッコ良すぎる!」「納得のキャスティング」

菅原小春演じる警察官ミト-D5946
菅原小春演じる警察官ミト-D5946 - (C)NHK

 スリ・リン菅田将暉ら国際色豊かなキャストも話題のNHKドラマ「火星の女王」(NHK総合、BSP4Kで毎週土曜よる10時~11時29分、全3回)の第2回が20日に放送され、物語の核心に迫る怒濤の展開のなかで二人のキャストが注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

【画像】カワナベが“物体”の驚くべき機能を発見する…第3回場面写真

 「地図と拳」で直木賞を受賞した小川哲の小説を原作とする本作は、火星に10万人が移住した100年後の世界を舞台に、未知の力を持った謎の物体が現れたことで新たな時代が動き出すさまを描く。脚本を、アニメ「けいおん!」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子が、演出を「きれいのくに」(2021)、「17才の帝国」(2022)などの西村武五郎らが務める。

ADVERTISEMENT

 火星では人々がライフラインを得る代わりにタグを体内に埋め込むことが義務付けられており、火星を統治する惑星間宇宙開発機構「ISDA(イズダ)」と、タグをつけず地球帰還計画に反対するコミュニティ“タグレス”が対立。地球に帰還しようとした矢先に“タグレス”に拉致された主人公リリ-E1102(スリ・リン)の行方、地球帰還計画に秘められた恐ろしい陰謀、23年前に「ISDA」が引き起こした悲劇でリリの母タキマ(宮沢りえ)も関与した“宇宙港事件”、リリを拉致した“タグレス”のリーダーで23年前に死んだはずの“シュガー”の正体、リリの出生の秘密、そして火星で発見された謎の“物体”の正体が明かされていった。

UA演じるエマ

 なかでも注目を浴びたのが、初回から「カッコ良すぎる」と視聴者を惚れ惚れさせたISDAの警察捜査官・マル-B2358を演じたダンサーの菅原小春と、第二回から登場した新キャラクターで、リリ拉致の主犯格チップ(岸井ゆきの)の母親代わりだったエマにふんした歌手のUA

ADVERTISEMENT

 エマは、チップの回想シーンに登場。火星開拓初期に作られた互助組織・コクーンの創設者の一人で孤児のための養護施設や診療所、学校などの整備に尽力した……という設定。歌唱シーンもあり、「UAが出てきてびっくり!」と驚く人が続出。相変わらずの美声で視聴者を魅了し、「納得のキャスティング」と沸いていた。

 そして菅原に関しては前回はさすがの身体能力を発揮したアクションシーンも注目を浴びたが、第二回でもバーベルを上げるシーンなどがあり凛々しい勇姿は健在。さらに、マルがかなり物語の核心を握る人物であり、リリの出生の秘密やシュガーの正体は彼女の口によって明かされることに。菅原は近年、女優としても活躍目覚ましく大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(2019)、朝ドラ「おかえりモネ」(2021)、ドラマ「パリピ孔明」(2023)なども話題に。「火星の女王」では「マルが魅力的」「圧倒的にいい」「超かっこよかった」「ずっと観ていたい」と視聴者をくぎづけにしている。

 終盤、鈴木亮平がDJ役としてサラリと姿を見せたほか滝藤賢一松尾スズキらも新たに登場。豪華なキャストの顔ぶれに加え、『ブレードランナー』『トータル・リコール』などを思わせる火星のスペクタクルな世界観が注目を浴びている。(石川友里恵)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT