46歳で自殺した『IT/イット』エディ俳優、妻が悲痛なメッセージ

人気ホラー映画の続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)で大人になったエディを演じた俳優のジェームズ・ランソンさんが自ら命を絶ったことを受け、妻のジェイミーさんが悲痛なメッセージをInstagramに投稿した。
【画像】ジェームズさんが出演した『IT/イット THE END』
ドラマ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」や映画『タンジェリン』『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』『ブラック・フォン』などへの出演で知られたジェームズさんは現地時間19日に46歳で死去。妻のジェイミーさんと、2人の子供たち、6歳のジャック君と4歳のヴァイオレットちゃんがあとに残された。
23日、子供たちを連れてモールへ行ったというジェイミーさんは、そこで“人が何を経験しているかなんて一見しただけではわかり得ない”と思い至ったのだという。「だってわたしたちは幸せそうに見えたはず。普通で、笑って、ほほ笑んでいた。どうしてそんなことが可能かって? それはわたしたちが悲しんでいないからじゃない。悲しんでいる。でもわたしには2人の美しくて素晴らしい子供たちがいて、彼らが毎日、まだ愛と光が存在していると気付かせてくれているから」と深い悲しみを抱えつつも明るい面を見ようとしていると語る。
ジェームズさんの訃報に接した人々からは、愛に満ちたメッセージが殺到しているという。途絶えていた友情が息を吹き返したり、古い痛みが明るみに出たことで和らいだり。ジェイミーさんは夫へ向け、「あなたがわたしたちのもとを去る数週間前、あなたが抱えてきたほぼすべての後悔、失敗、過ち、書いたり言ったりしたひどい言葉を数か月かけてわたしに話してくれた後、あなたは泣き崩れて、『ベイビー、この中で何が一番最悪かわかる? 僕は本当は、みんなが大好きだってことなんだ』と言った。でもベイビー、結局そうしたすべてがあったのにもかかわらず、本当はみんなもあなたのことが大好きだったのよ」とつづっている。(朝倉健人)


