パワハラ上司と無人島で二人きりになったら?サム・ライミ監督『HELP/復讐島』レイチェル・マクアダムスらプレミア集結

映画『スパイダーマン』シリーズや『死霊のはらわた』などの鬼才サム・ライミ監督が、逃げ場のない無人島で人間の狂気と復讐心を炙り出す最新作『HELP/復讐島』のワールドプレミアが日本時間22日、米ロサンゼルスのハリウッドで開催された。会場には“ジャングルと砂浜”が再現され、作品の舞台である「復讐島」へと変貌。レッドカーペットにはライミ監督をはじめ、主演のレイチェル・マクアダムス、ディラン・オブライエンらキャスト陣が集結した。
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『HELP/復讐島』は、上司のブラッドリー(ディラン)のパワハラに悩む主人公リンダ(レイチェル)が、出張中の飛行機が墜落して孤島に漂着し、ブラッドリーと二人きりになってしまうことから始まる“ノンストップ・復讐エンターテインメント”。極限状態のなかで双方の力関係が次々と入れ替わる攻防の果てに、大どんでん返しが待ち受ける。
プレミアに登場したレイチェルは「ホラーやスリラー、心理サスペンスにダークなコメディ要素もミックスされた作品」と映画の魅力を語り「観ている人を、思いもよらない方向へ連れて行ってくれる。観終わって劇場の外に出たときに、『あぁ、出し切った!』って心地よく疲れちゃうくらい、どっぷりとこの世界に浸ってもらえたら」と笑顔。
一方、『メイズ・ランナー』シリーズで知られ、今回は究極の“クソ”上司を演じたディランは「正直、うまく言葉にできないんだけど……本当にすごいよ」と興奮気味。「“観客と一緒に盛り上がれる映画”って、最近は少しずつ減ってきてる気がするんだよね。だからこそ、本当に特別な一本だと思ってるよ」と劇場で体感することが大事だと語る。
1981年公開の『死霊のはらわた』でホラーの常識を覆し、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』などのメガヒット作を手がけてきたライミ監督は、自身の原点にも通じる、シンプルな舞台設定と極限状態における人間の恐怖を描いた本作について、「劇場で味わうサスペンス。それは観客が一体となって、固唾を呑んでスクリーンを見つめる瞬間。恐怖や不安という感情は、不思議なことに他人と共有することで増していき、共鳴し合います。誰かの恐怖が、自分の恐怖になる。その濃密な一体感こそが魅力なんです。コメディのシーンも同様です。数人の笑い声が呼び水となり、劇場全体に波及していく」と言及。
さらに「見知らぬ者同士が同じ感情を分かち合い、共にカタルシスを味わう。この素晴らしい体験の中に身を置けることこそ、私が映画作りを愛してやまない理由」と劇場体験の価値を語っている。“全ての働く人に捧げる”という、予測不能な復讐劇への期待が高まる。
映画『HELP/復讐島』は1月30日より全国公開


