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【ネタバレ】「相棒」右京、ブラック企業に挑む ヒロコママがまたも事件を呼ぶ

事件を呼ぶヒロコママ、今回は… - 第14話より
事件を呼ぶヒロコママ、今回は… - 第14話より - (C)テレビ朝日・東映

 連続ドラマ「相棒 season24」(テレビ朝日系・毎週水曜よる9時~)の第14話「薔薇と髭の告発」が28日、放送された。先週の次回予告でヒロコママ(深沢敦)が登場した時からネットは大盛り上がりで、「待ってました!」「楽しみだ」など歓迎ムード。sesason1から断続的に登場している準レギュラーの彼女は、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)に人助けを頼んでくることが多く、今回も知人の人権派弁護士への助力を要請した。「面白かった~!ヒロコママ回大好き」「ヒロコママ回らしい人の情が感じられる話だったな」などヒロコママへの賛辞で盛り上がりつつ、「公益通報を学べる回だった」「重たいテーマだったな」と真面目な意見も。「ヒロコママ」「右京さん」そして「土師っち」が一時SNSのトレンドにあがっていた。(以下、第14話の内容に触れています)

【第14話場面写真】「ブンブンジャー」ヒロイン・鈴木美羽がゲスト出演!

 ヒロコママから、「ヨッシーが顔こわ軍団にいじめられちゃう」と薫のもとに電話が入った。「顔こわ軍団って」「ええ、間違いないでしょうね」という右京と薫の予想通り、ヒロコと親しい弁護士の吉澤大悟(濱津隆之)が、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)から追及を受けていた。公園で殺害さてたアパレル会社「ファイパービギン」の社員・村尾保明(川合智己)が最後に電話したのが、吉澤だというのだ。だが、吉澤は守秘義務を理由に、捜査を拒否した。

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 ヒロコママと同じビルに事務所を構えている吉澤は、ブラック企業と噂があるファイバービギンの社員だった紺野里香が自殺した案件を担当していた。右京はそれが、村尾の事件と関係があると睨んでいるようだ。

 里香が勤めていた店舗の店長・倉田歩実(手塚真生)は、キツいノルマや休日出勤が常態化していており、里香が自殺したのはそのせいだろうという。なのに、社長の小柳義嗣(天野勝弘)は葬儀にも来なかったと、歩実は暗い顔だ。里香は家計を助けるために、歌舞伎町の店「ローズリップ」でも働いていたという。

(C)テレビ朝日・東映

 ファイバービギンは「公益通報」を受けていたのではないかと、右京は言う。会社の違法行為を行政機関などに通報する制度で、通報者が不利な扱いを受けないよう保護する役割もあった。もし通報者が村尾で、そのために殺害されたのだとしたら大騒ぎになる。小柳社長は捜査一課の取り調べを受け、村尾が自分は通報者ではないと言いはっていたと証言した。公益通報者を特定する行為は法で禁止されていると、右京は小柳に釘を刺した。

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 吉澤の事務所で会った杉本美奈代(鈴木美羽)は元区役所職員だったのだが、生活のためにローズリップでアルバイトしていた。ところが上司にそれがバレて、脅されていたところを吉澤に助けられたのだという。美奈代は里香の販売ノルマに協力し、里香にローズリップを紹介するほどかわいがっていた。

 吉澤が捜一に連行された。村尾を呼び出した電話を聞いていた人がいたのだという。だが、吉澤は殺していないと言い、以降は黙秘。何かを隠しているようだ。

 角田課長(山西惇)がタレコミで摘発したバカラ賭博の顧客に、村尾の名前があった。闇金にも手を出していたようだが、近々に金が入る様子だったという。誰かを脅迫していたのか?

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 右京と薫は内村刑事部長(片桐竜次)と中園参事官(小野了)に呼び出された。が、いつもとは逆に「出しゃばるならでしゃばりらしく、とっとと事件を解明しろ」と中園に言われる。「つまり、我々にもっと出しゃばれと」と右京。この展開は新鮮で「中園参事官が事件の解決を促すの斬新すぎる」「特命に出しゃばれ!って。 前回もあんまり止めなかったよね。2人を。なんか風向き変わってない?」とネットは大盛り上がりだ。

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 内村と中園から「これ以上ぐちぐち言われたら、たまらんからな」「ある筋から事件の解明を急ぐよう要請があった」と言い渡された右京。「それはもしや、厚生労働省からでしょうか」。厚労省が事件解決を急ぐのは、通報者の保護のためだろう。

 右京が察知した公益通報者は歩実だった。里香の一件がきっかけになり、同期の村尾に証拠集めの協力を頼んだのだが、通報を終えた後に村尾は歩実を脅迫。歩実はバカラ賭博のことをタレコむも村尾は捕まらず、追い詰められて吉澤に相談を持ち掛けていた。吉澤は歩実を守るために黙秘を続けていたのだ。公園に村尾を呼び出したのは違法行為の写真を見せて、歩実への脅迫を止めさせるためだったが、それもまた脅迫行為だと右京は吉澤をいさめた。

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 美奈代は、村尾のせいで里香が死んだ、許せなかったと言い、村尾殺害を告白した。吉澤が村尾を呼び出した現場を盗み見て、吉澤が立ち去ったあとに村尾を殺害したのだ。村尾のことを隠していたのは、里香の家族に労災が降りなくなるからだろうと言う右京に、「刑事さんて、意地悪だね」と美奈代。労災は無理でも、損害賠償請求は可能だと吉澤は言い、美奈代に謝る吉澤。右京は、美奈代の気持ちはよくわかるとしながらも「それだけに、とても残念です」と声をかけた。

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 「結局、わたしは誰も救えていなかったんですよね」と吉澤。だが、吉澤はこの町で生きる人の希望の光であり、必要としてる人はまだまだたくさんいると、右京と薫は吉澤に語る。

 小柳社長は引責辞任、吉澤は事務所を引き払って無償で美奈代の弁護を引き受けるという。ヒロコは吉澤の引っ越しを寂しがるも、「あたしには薫ちゃんしかいないわね。よろしくよ」と薫の腕に抱き着いていた。

 定石通りアパレルブランドを知らない伊丹に「先輩には縁のない」と突っ込み、ヒロコママにヨッシーをいじめると言われて「それが先輩の仕事なんです」と芹沢は伊丹に容赦ない。後者には伊丹も「ど、どういう意味だよ」と少々日和気味に返している。ヒロコママの「顔こわ軍団」というネーミングセンスも秀逸で「まさに!」「適格」とSNSで声が挙がっていた。

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 また、右京が1人で取調室に顔を出した時は、「あれ? 亀がいない」と伊丹が反応。「お1人?」という芹沢に、右京も「ええ、お1人で申し訳ない」と返している。「女心わからないブラザーズ」の右京が、女性の服のブランドに気づいたのも「意外~! でも観察眼が鋭いってことか」と話題。美奈代が、いつもの右京の去り際の「最後に」という質問に「終わった?」と突っ込むのも新鮮だ。美奈代役の鈴木美羽に対しては「ブンピンク!」「ダークな部分見れて良かった!」と、彼女がヒロイン・志布戸未来/ブンピンク役で出演した東映特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」と絡めた投稿も多かった。

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 土師を手のひらで転がす右京も見事だ。「残念ですねえ、土師っち。君がこの程度のことに取引をもちだすような器の小さな人間だったとは。青木くんならこの程度のことは二つ返事ですよ」としれっと言い、「わかりましたよ。ちゃちゃっとしらべてメールしますよ」と言わせている。薫も「勉強になります」と礼をしている。SNSでも「土師っち、どうしても右京さんからの評価が欲しいんだなあ。 いや、青木くんのことを気にしすぎなのか……?」といった声が寄せられている。

 「ヒロコママと陣川くんの話は1シーズンに1回あってもいいと思う」「ヒロコママ回は基本良回」「ヒロコママと仲良くしてたらピンチの時に勝手に特命係招集してくれるの良すぎる」「ヒロコママおしゃれ上級者すぎない?」とヒロコママは大人気。ちなみにヒロコママの店は「薔薇と髭と…。」で、近年の彼女の登場エピソードのサブタイトルは、この名前を引いていることが多い。

 村尾の脅迫に脅迫で返して歩実が公益通報者だということを隠そうとした吉澤に、「そのことと、あなたが脅迫したことは別の話です」と言い切る右京。その正義に、「右京らしいけど…」「正論。でも」といった声もあがっていた。(文・早川あゆみ)

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